安倍晋三元首相の国葬に対する私見

2022-09-25 | イラスト
センシティブな話題と承知しつつ、どうしても私見をネット上で問いかけたく公開に踏み切らせていただきました。まさに現在様々な議論がなされております。安倍晋三元首相への個人的な思いは人それぞれかなり隔たりがある。それはおそらく、肯定派と否定派でいくら議論したとて歩み寄ることはないのであろう。悲しいことではあるが。このブログは43歳の横浜市民が、文化的視点から世の中を見渡す嗜好で綴らせて頂いている。どちら派の方にとっても、解せない内容となる事をあらかじめご承知おき願いたい。

安倍晋三元首相を語る上で、最も重要なポイントは経済対策『アベノミクス』であろう。そしてこれへの賛否が肯定派と否定派を決定的に分断しているのだと思う。私は専門的な知識は一切持ち合わせていない。只、ある時ふと気付いたんです。私が熱狂的に支持しているロックバンド『ザ・ビートルズ』と、安倍晋三元首相の第二次政権の動向が時間軸においてぴたりと符号していることに。1960年代のイギリスで起きた熱狂と、2010年代に日本で起きた経済旋風がどうも同じ軌道を捉えているように思えて仕方なくなった訳です。これは面白い内容だと、数年前にブログにアップしたんですが、全く反応がなく消えていきました。『ザ・ビートルズ』1962年にデビューし1970年解散。『アベノミクス』第二次政権2012年発足し2020年辞任。ピタッとハマります。詳細はご自身で調べるなり、私の過去の文章を探し当ててください。

さて、その発見で興奮し、それを今ひとつ共有できる人もいなく、まあそんなものかとひと段落してしまいました。しかし、安倍晋三元首相の射殺の一報を聞いた瞬間、椅子から転げ落ちそうになった私。そして、瞬間的にジョン・レノンのあの忌まわしき事件が頭をよぎったんです。ああ!終わってはいなかったのか。言いようのない不安感に包まれました。そしてその後の報道でまさに凶行の瞬間の映像がリピートされるのを横目で見て、これはなんという事だ!と理解に苦しみました。ジョン・レノンと安倍晋三元首相、痛ましい事件のその後の人々の反応は前者が深い悲しみが溢れたのに対し、後者はあまりにも冷徹な扱いであるように思います。これは個人的感情ですが。射殺、というこれ以上ない痛ましい死を迎えた人物には愛を持って捉えたいと私は思います。

本題の国葬に関してです。これについても事柄についての賛否、私には言えません。只、ここまでの文脈を辿ってみてください皆さん。『ザ・ビートルズ』と日本の接点は?そうです。武道館です。当時のニュース映像を思い出してください。今では否定する人など皆無だと思いますが、当時のこの国で、大人たちは何を言っていたか。保守層の方たちがどんな剣幕であったか。もろ手を上げて四人の音楽を堪能しました、なんて出来事ではなかったんです。その伝説のライヴを観に行った若者たちの多くは相当な覚悟で、その席に座ったんです。それは絶対に忘れてはいけない事。その時の警備が物々しく、制作中であったニューアルバムのタイトルがリボルバー(拳銃)となったのはそのせいだと聞きました。なんだか、色々な符合がとてもヘヴィーです。今まさに、国葬を取り巻いて起きている出来事が重なるんです。只、『ザ・ビートルズ』の肯定派は未来を担う若者たちでした。武道館ライブが若者文化に与えた影響は途方もなく大きかった。国葬問題ではどうでしょうか。賛成派、否定派の後に続く未来を感じるでしょうか。この国は、これからどうなるでしょうか。私には分かりません。分かりませんが、コロナ然り私たちが歴史の節目を生きていることは確かです。

ちなみに、来月末『ザ・ビートルズ』のアルバム、リボルバーが2022年の音にリミックスされ発売されます。YouTubeで一曲目のTAXMANが視聴できるんで、私はもう聞きまくっているんですが、そのなんとも先端技術により当時の空気までもが耳を通し感じられるようです。最近の私の不安と相まりものすごく物騒な音に聞こえます。当時の大人たちが危機感を募らせたのも理解できてしまうような、不思議な感情が湧いてきます。
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ファッションブロガーへの道 半ば

2022-09-04 | イラスト
こんにちは!ズバリ、服の話をしてもよろしいでしょうか?

ちなみにさっきYouTubeでジャスティンビーバーのピーチって
曲聞きまして、映像もまた最高でしたね。昨年のアルバムジャスティス
買わないとな。その前のアルバムはインテンションが大好きで聞きまくりました。
達観をそこから感じたわけですが、次のジャスティスではポップスターとしての
ノリがいい意味で戻り、さらに深みもまして、という奇跡のようなバランスを
感じました。ピーチのPVでのスーツはさすがですね。パステルカラーでキメキメ。
BTSも真っ青。いやあかっこいいなあ。遅ればせながら、感動してます。

はい。おまちかねのユニクロのLifeWearMagazine7号目です。
100点中、65点。それはこの雑誌だけの印象ではなく、ここ2年ほどユニクロに
のめり込み、流石に飽きてきたのと、大体それらを着続けた結果が推測できる
ようになったからかな。ABCの特集は読み応えありました。今のところ、まだ
これを読んで、欲しいって思えるものがない。前号で言えばオックスフォードBD
シャツを読んですぐ買いにいったし、その前はホワイトマウンテニアリングコラボ。
その前は最初のルックのシアサッカーのセットアップ。みたいな。でもこの7号を
読んでも、なんかしらけてるなあ。

ケンカガミ、ついにアパレルを本格始動なんですね。セパバス。
Separate Bath & toilet、非常に気になる。今週まで代官山蔦屋でポップアップ
やってるので行きたいと思ってて、そこで秋冬の予約販売してるらしい。
気になります。
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空虚散歩

2022-09-03 | イラスト
みんな、こんにちは。

先週のなんてことない散歩について、語りましょうかね。はい。

今、健康に気をつけてて、少し運動してるんです。
その前の週はビーサンで2時間ほど歩いて足が痛かった。

なので、Vans、Vaultを履いて出かけた。

家を出て、急坂を下り人気のない道を歩く。
たまにそこでは野糞してるおかしな人とかいるので
要注意なんです。

静かな道を歩いている間にどこまで歩くのかを考える。
よしと、根岸を目指そうかと。国道16号線沿いを歩く。
ネット通販では有名なBeef Clothinが見えてきた。
先日覗いたんですよ久々に。前にコンバースct70あったんで
今も扱ってるのかなと。やっぱりなかった。厳しいですものね。
すでに見るものはないから今回は店の前を素通り。

警察署の前を通り、美容院ガロを除く。おじさんに会えず。
その奥に銭湯があるんだけど、今度行こうかな。で、八幡橋。
この名前は聞いたことある人いるんじゃない?

横浜プールセンター、気になったので覗いてみた。
去年で営業は終了しているんです。地元ではマンモスプールって言って
親しまれてきたとこ。俺は3年前、娘と伊東さんと来たな。すでに
老朽化を感じていたけど、色々と昔を思い出す場所でね。
終わっちゃうとなんだかすごく悲しいんだ。電車通勤の頃は
いつも車内から眺めていた。プールが始めると夏を感じたものだ。
2階のドーナツが美味しかった。

一気にノスタルジーに浸り、またセンチメンタルな気持ちになっちまった。
そこから根岸駅をこし、まだ進む。その間どこまで行くか考えながら。
と、前からセレブな女性が自転車に乗って現れた。20年以上前、
よく通ったショップの店員さんだ。その時からチャーミングなオーラで
フロアを輝かせていたな。今じゃセレブ奥様だね。目があって『やあ』
彼女は通り過ぎて行った。プールの寂しい気持ちは幾分晴れた。

新しくオープンしたラーメン屋、かなりの賑わいでそこを見て折り返す。
そのまま同じ道だとつまらないので、八幡橋から右に曲がり川沿いを
歩く。途中住宅街を歩いている時、練習なのか心地よいサックスが
聞こえてきた。ここは横浜南部、川添ってなことでニューオリンズを
なんか思い出したな。って、その音の家の前まで来た時に「くさっ!」
なんか腐敗臭見たいのがした。一気にホラー感が出てきた。まあそんなの
もニューオリンズってか。

ニューオリンズ、その他、海外や国内、いつも俺は旅行先で当てもなく
歩いたなあ。その街のいろんなところ、細かいところを覗いて土地を感じた。
自分と全くの関わりのない場所で、人々が生活しているところをじっと
見ていた。たまに地面をじっと見つめて日が暮れたこともある。

今、俺が歩いている道は生まれ育った街でありそこには数知れない
自分があり、その後もそこで生きる知り合いがいて。ただ、その思い出の
場所が廃墟となり、知り合いたちは年老いてお店は廃れ。父との思い出は
すでに父が亡くなったことで胸が詰まり。なんだか海外を彷徨ってるのと
同じではないかって思ってしまうんだ。

でも家に帰り、妻と娘がなんてことなく過ごしている中に合流し
深く溜まった憂いはどこかへ消えて俺も静かに生活に戻る。
なんてことない、毎日がとても心地よいです。
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