センシティブな話題と承知しつつ、どうしても私見をネット上で問いかけたく公開に踏み切らせていただきました。まさに現在様々な議論がなされております。安倍晋三元首相への個人的な思いは人それぞれかなり隔たりがある。それはおそらく、肯定派と否定派でいくら議論したとて歩み寄ることはないのであろう。悲しいことではあるが。このブログは43歳の横浜市民が、文化的視点から世の中を見渡す嗜好で綴らせて頂いている。どちら派の方にとっても、解せない内容となる事をあらかじめご承知おき願いたい。
安倍晋三元首相を語る上で、最も重要なポイントは経済対策『アベノミクス』であろう。そしてこれへの賛否が肯定派と否定派を決定的に分断しているのだと思う。私は専門的な知識は一切持ち合わせていない。只、ある時ふと気付いたんです。私が熱狂的に支持しているロックバンド『ザ・ビートルズ』と、安倍晋三元首相の第二次政権の動向が時間軸においてぴたりと符号していることに。1960年代のイギリスで起きた熱狂と、2010年代に日本で起きた経済旋風がどうも同じ軌道を捉えているように思えて仕方なくなった訳です。これは面白い内容だと、数年前にブログにアップしたんですが、全く反応がなく消えていきました。『ザ・ビートルズ』1962年にデビューし1970年解散。『アベノミクス』第二次政権2012年発足し2020年辞任。ピタッとハマります。詳細はご自身で調べるなり、私の過去の文章を探し当ててください。
さて、その発見で興奮し、それを今ひとつ共有できる人もいなく、まあそんなものかとひと段落してしまいました。しかし、安倍晋三元首相の射殺の一報を聞いた瞬間、椅子から転げ落ちそうになった私。そして、瞬間的にジョン・レノンのあの忌まわしき事件が頭をよぎったんです。ああ!終わってはいなかったのか。言いようのない不安感に包まれました。そしてその後の報道でまさに凶行の瞬間の映像がリピートされるのを横目で見て、これはなんという事だ!と理解に苦しみました。ジョン・レノンと安倍晋三元首相、痛ましい事件のその後の人々の反応は前者が深い悲しみが溢れたのに対し、後者はあまりにも冷徹な扱いであるように思います。これは個人的感情ですが。射殺、というこれ以上ない痛ましい死を迎えた人物には愛を持って捉えたいと私は思います。
本題の国葬に関してです。これについても事柄についての賛否、私には言えません。只、ここまでの文脈を辿ってみてください皆さん。『ザ・ビートルズ』と日本の接点は?そうです。武道館です。当時のニュース映像を思い出してください。今では否定する人など皆無だと思いますが、当時のこの国で、大人たちは何を言っていたか。保守層の方たちがどんな剣幕であったか。もろ手を上げて四人の音楽を堪能しました、なんて出来事ではなかったんです。その伝説のライヴを観に行った若者たちの多くは相当な覚悟で、その席に座ったんです。それは絶対に忘れてはいけない事。その時の警備が物々しく、制作中であったニューアルバムのタイトルがリボルバー(拳銃)となったのはそのせいだと聞きました。なんだか、色々な符合がとてもヘヴィーです。今まさに、国葬を取り巻いて起きている出来事が重なるんです。只、『ザ・ビートルズ』の肯定派は未来を担う若者たちでした。武道館ライブが若者文化に与えた影響は途方もなく大きかった。国葬問題ではどうでしょうか。賛成派、否定派の後に続く未来を感じるでしょうか。この国は、これからどうなるでしょうか。私には分かりません。分かりませんが、コロナ然り私たちが歴史の節目を生きていることは確かです。
ちなみに、来月末『ザ・ビートルズ』のアルバム、リボルバーが2022年の音にリミックスされ発売されます。YouTubeで一曲目のTAXMANが視聴できるんで、私はもう聞きまくっているんですが、そのなんとも先端技術により当時の空気までもが耳を通し感じられるようです。最近の私の不安と相まりものすごく物騒な音に聞こえます。当時の大人たちが危機感を募らせたのも理解できてしまうような、不思議な感情が湧いてきます。
安倍晋三元首相を語る上で、最も重要なポイントは経済対策『アベノミクス』であろう。そしてこれへの賛否が肯定派と否定派を決定的に分断しているのだと思う。私は専門的な知識は一切持ち合わせていない。只、ある時ふと気付いたんです。私が熱狂的に支持しているロックバンド『ザ・ビートルズ』と、安倍晋三元首相の第二次政権の動向が時間軸においてぴたりと符号していることに。1960年代のイギリスで起きた熱狂と、2010年代に日本で起きた経済旋風がどうも同じ軌道を捉えているように思えて仕方なくなった訳です。これは面白い内容だと、数年前にブログにアップしたんですが、全く反応がなく消えていきました。『ザ・ビートルズ』1962年にデビューし1970年解散。『アベノミクス』第二次政権2012年発足し2020年辞任。ピタッとハマります。詳細はご自身で調べるなり、私の過去の文章を探し当ててください。
さて、その発見で興奮し、それを今ひとつ共有できる人もいなく、まあそんなものかとひと段落してしまいました。しかし、安倍晋三元首相の射殺の一報を聞いた瞬間、椅子から転げ落ちそうになった私。そして、瞬間的にジョン・レノンのあの忌まわしき事件が頭をよぎったんです。ああ!終わってはいなかったのか。言いようのない不安感に包まれました。そしてその後の報道でまさに凶行の瞬間の映像がリピートされるのを横目で見て、これはなんという事だ!と理解に苦しみました。ジョン・レノンと安倍晋三元首相、痛ましい事件のその後の人々の反応は前者が深い悲しみが溢れたのに対し、後者はあまりにも冷徹な扱いであるように思います。これは個人的感情ですが。射殺、というこれ以上ない痛ましい死を迎えた人物には愛を持って捉えたいと私は思います。
本題の国葬に関してです。これについても事柄についての賛否、私には言えません。只、ここまでの文脈を辿ってみてください皆さん。『ザ・ビートルズ』と日本の接点は?そうです。武道館です。当時のニュース映像を思い出してください。今では否定する人など皆無だと思いますが、当時のこの国で、大人たちは何を言っていたか。保守層の方たちがどんな剣幕であったか。もろ手を上げて四人の音楽を堪能しました、なんて出来事ではなかったんです。その伝説のライヴを観に行った若者たちの多くは相当な覚悟で、その席に座ったんです。それは絶対に忘れてはいけない事。その時の警備が物々しく、制作中であったニューアルバムのタイトルがリボルバー(拳銃)となったのはそのせいだと聞きました。なんだか、色々な符合がとてもヘヴィーです。今まさに、国葬を取り巻いて起きている出来事が重なるんです。只、『ザ・ビートルズ』の肯定派は未来を担う若者たちでした。武道館ライブが若者文化に与えた影響は途方もなく大きかった。国葬問題ではどうでしょうか。賛成派、否定派の後に続く未来を感じるでしょうか。この国は、これからどうなるでしょうか。私には分かりません。分かりませんが、コロナ然り私たちが歴史の節目を生きていることは確かです。
ちなみに、来月末『ザ・ビートルズ』のアルバム、リボルバーが2022年の音にリミックスされ発売されます。YouTubeで一曲目のTAXMANが視聴できるんで、私はもう聞きまくっているんですが、そのなんとも先端技術により当時の空気までもが耳を通し感じられるようです。最近の私の不安と相まりものすごく物騒な音に聞こえます。当時の大人たちが危機感を募らせたのも理解できてしまうような、不思議な感情が湧いてきます。