続・おしゃれとはなんだろう。

2010-07-25 | イラスト

帰ってきました。

そして続きを早速うち始めるという、

やはりおしゃれはわたしにとって

かけがいのないものなのかも・・・


今朝の文章を要約すると、

彩り豊かな四季

安定した社会。これらがおしゃれの基礎を築いている。

そういうこと。


別の視点もあると思う。

ハイなファッション。旬のトレンド。

しかし、これらは身につけることで満足を得るという

エンターテイメントとしての存在ではないだろうか。

映画を観る、音楽を聴く、服を着る。

こうなった時、私たちは完全に受け身となる。

ブランドが続々と魅せてくるプレゼンテーションに

心躍らされるわけだ。

なにもそれが悪いこととは思わない。

楽しいことはいいことだしね。

でも、最近それがおしゃれなのか分からなくなってきた。

自分で言うのもなんだけど10代後半から20代いっぱい

服にはお金をかけてきたよ。一番のウェイトを置いてきたんだ。

楽しかったし、自信を服からもらっていたときもあった。

そうなんだ。あれはエンターテイメントだったんだ。

刺激的だったな。


しかしね、30歳を超えた今思うのは

外見において、服よりも大事なものがあるんだってこと。

そのひとの味ってやつかな。

あと、T P O。

この辺が響いてくるんだな~。


僕がサラリーマンしてたころ、

オールバーニーズでそろえたスーツシャツタイ

にオールデンをはき、ローレックスをつけ

やってる作業は段ボールはこび。

これでは駄目なんだ。ある意味で滑稽だけどね。

間違っていたよ。

ムジのスーツきて、やっすい靴はいて

Gショックにしたときはすかっとしたな。

ただ、すかっとはしたけどなんか何も着てないみたいな。

空虚感はあったな~。


でも僕はそんなのが板についてくる前に

会社を辞めちゃった。


一生懸命に生きる。

そして大好きな服を着る。

これを求めた結果

全身デニムになっちゃった。


あっついけど

デニムシャツを着ています。

蒸れてしまうけど

デニムパンツは離しません!

これらにしがみついているような感覚?

お分かりいただけるでしょうか。

服を選ばなくなってから

時の流れが早くなった。

そこに意識を向けることはないから。

ブルーワーカーの身分の僕。

毎日デニムが着られる状況の僕。

デニムが大好きな僕。

これから父親になる僕。



たんたんと毎日が過ぎてゆく。

季節はないものとして同じものを

着続ける。


僕にとってはこれが今の最高のオシャレです。
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おしゃれとはなんだろう。

2010-07-25 | イラスト
えー、みなさん

おはようございます。

満★乳斎です。


出勤前のタイトな時間帯なんですが

なぜか、語りたくなりました。


おしゃれってなんなんだ!?


おしゃれが難しくなっている気がする。


それにはやはり気候の変化があるのかも。


昔は季節はもっと穏やかでいて、はっきりとしていた。


春前の小刻みな変動をのぞいては


ゆっくりと、巡り人がそれをきちんと把握できていた。


季節ごとの服装。

衣替え。


現在の乱高下する気温やゲリラ豪雨、そしてそれらが

毎年、変化してやってくる。

人の心が揺れ動いたり、いやに過激になってしまうのは

そういう不安定さが原因なのかもしれない。


体や気持ちが夏へと移行する為には、今は亡き春というものが

絶対に必要なのだ。

冬の前には秋が必要なのだ。


そして、私が思うおしゃれは春と秋に感じられるものであった。


話は少しずれるが、

「板につく」という言葉を思い出して欲しい。

それ自体わからないティーンの方々、板につく、というのはですね

こなれてくると同義でして、一般てきには社会人になりたての

人に対しスーツなどを着る様がしっくりしてきたね、って感じで

使うんです。もちろん、いい意味で使われてきました。

この板につく感覚というのに必要なのは、安定した社会なんです。

入社後、ずっとつづいていくだろう仕事人生。そのユニフォームが

きちんと着こなせるようになるということ。

それを年長者が微笑みながらみているという、昭和な風景。

着こなしが安定し、そこに意識を過度に払わない様。

更には、仕事や生活が軌道に乗りいきいきし始めると

服は道具と化し、その道具を使いこなしている風になる。

若輩は年長者のそんな姿に憧れるもの。


ブランドや、トレンドとは関係なくどんなものでも

光ることができた。

それを身につける人間が輝いてれば。


季節と同じく、安定した社会も消えてしまった現在

あらゆるものが記号化され、統一され。


おっ!

遅刻だ!
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雑感 2010夏

2010-07-14 | イラスト

みなさんおはようございます。

満★乳斎です。


何とも言えない、季節ですね。

今週で梅雨があけるらしいよね。

ちなみに今日は7月14日です。

2010年。


みなさんの人生、どうですか?

輝いてますか?

なんてね。


アゲアゲですか?

イケイケですか?


ふぅ。


僕はこの文章をもう少しうったら

おはぎ食べます。




伝えたいことがないなら

早くおはぎ食べればいいじゃんって言われそうだな。

誰に?って。


だって今、ここはとても静かなんだよ。


日本という国の

横浜という町の

とある崖の上の

マンションの中

午前7時30分

おはぎを食べようとしている男がいる

という現実。


昔、僕が部屋の窓から眺めていた風景は

幼稚園のエメラルドグリーンの壁だった。(変態ではありません、子供はみてません)

今は、はるか遠くまで海が広がっている。

船や風車が見える。


大きな変化だ。


そしてなにより

明るい。
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フミ

2010-07-13 | イラスト

僕の甥、フミ。

姉さんの息子。

僕が18のときに産まれ、陰鬱とした僕の学生生活末期に

部屋によく預かったものだ。

僕が本を作ろうと動き出したとき、小学2年だったフミと

合作でつくったりした。

僕の作業場であった屋根裏で一緒にレゴブロックをしたり

一緒にナルニアの映画をみたりしたな。


そんなフミがもう、中学生だ。

先日、姉が三者面談で中学校を訪ねたらしい。

姉も、僕も妹も皆が通った中学校に。

どうやら中間テストのできが良くなかったのか。


フミ。


今の中学生がどれほど辛い状況か、僕には分からない。

でも、声をかけたい。

何の意味があるのか、自分でも分からないけど

おー、フミ

と言うだけ かもしれないけど

フミに言いたい。

これから体もいろいろと変わっていくし

もっとも厄介な問題も出てくる時期だろう。

もやもやとしたものがまとわりつくこともある。

そして時間は滝のようにながれ

現状は次々になまなましい決断を迫ってくる。

面談で、先生が放った言葉はフミの両肩に重くのしかかっていることだろう。

フミのフワフワとしたイマジネーションに油を塗りたくられたみたいか。

フミ。

その状況を想像するくらいしか僕にはできない。

アドバイスなんか、できないんだよ。

でも、君の受けた衝撃は僕にまで届いているからね。

君の不安な気持ちはこのブログにまで届いているよ。

次の一歩をどう踏み出すか。

僕はここからじっと見ているからね。

叔父として、見ているよ。


ゆうすけ
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