【予告】フイナムブログ閉鎖に伴い。

2019-10-30 | イラスト
やあ、チンチクリンな諸君。

元気?

期せずして、フイナムっていうオシャレウェブサイトの一般人が掲載できる
ブログ閉鎖に伴い。

オレもそこに書いてたんです。しばらくね。

服、とか色々。

このホームグラウンドでの文章と違ってある種の読者を意識した文章。

で、閉鎖に伴い。

しばらくさ、時間はかかるけど、こっちのブログに移行しようかなって。

いいペースでポンポン更新できると思うよ。

みんなも毎日このブログチェックしてよ。

楽しいよ。


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【再放送】ビートルズとファッション

2019-10-20 | イラスト
以前、フナムシって言うオシャレブログに文章載せてたんですが
そこがなんかリニューアルして、追い出されちゃった。

なので、ここホームグランドでもう一度掲載します。
この文章が一番読まれてたようだよ!


では。

「6日に発売された the Beatles 1+、オークションで高値がついたジョンのギターの話と一緒にネットを賑やかしていますね。私は自分で言うのもなんですが、ビートルズが大好きです。彼らの教えが血液にまで浸透しているくらいにね。1979年生まれの私ですが、どっぷり彼らの世界に引き寄せられたのは11才でしたね。横浜に住んでて、かっこいいものを探してると、まあ、テレビはTVK(テレビ神奈川)を見る訳で、伊藤正則さんの番組なんかを食い入る様に見てたんですね。で、そこからの、ジョンレノン。いわゆる教科書の中のビートルズ世代なんですが、私、伊藤正則さんからの、ジョンレノン。あるいは、オジーオズボーンからの、ジョンレノン。そういう底からの出会いだったんです。危ない連中が崇めるジョンレノン。10代になり、悪を嘱望する多感な時期でした。これって、CKBの横山剣さんが、クールス時代に山下達郎の尖り具合に驚いたって話とちかいですね。



 前置きはこのくらいにしておいて。



 ビートルズとファッション。これってあまり語られてない様に思うんです。こんだけさんざん商売にされてるザ・ビートルズなんですが、アパレルだってもっとフィーチャーしていいんじゃないかと思うんですが。横浜市民の一人として、そう思うんです。お遊び程度のTシャツなんかじゃくね。彼らを崇めるファッションスタイル、そんなライフスタイルがそろそろくるんじゃないかな〜。原宿の名店ゲット・バックにあった空気感が私は大好きでした。まさに、あのノリですよ。初期のビートルズスーツとか、映画ヘルプのミリタリーとか、かなりの再現具合でレプリカ服が揃ってました。コスプレですが、満足感が半端ない。「オレ、ジョンだ〜!」みたいな。まあ所詮トラッドに浸ってた時もさ、「オレアメリカ人〜!」って言ってただけだし、そんなもんだよね。今言う、大人の良質なほにゃららなんてクソっくらえってはなし。失言申し訳ありません。



 じゃあ、オレの思うビートルズファッションについて語ります。初期のスタイルはまさにスーツですよね。白黒画像なんかだとだいたいスーツでしょ。あの時のヴィジュアルはマネージャーのゲイの男性がイニシアチブをとってたそうだよ。本に書いてあった。ジョンがお気に入りだったみたいなんだけど、まあ、マネージャー好みのジェントルな装いですよね。デビュー前だと革ジャンにリーゼントな訳で、やっぱりスーツの方がいいですよね。タイトなフィッティングですし、そこにサイドコアブーツって素敵ですよね。キーワードは「ゲイ好みファッション」です。



 アルバム3枚出す頃にはもう、一大ムーブメントを巻き起こしていた彼らです。途中からは徐々にマネージャーに任せっきりでもなくなる訳。カラーのイメージが定着し始めるのがその頃かな?ストレスの影響か、随分太ってしまった時もある。今のアパレル視点でいけば、完全にアウトって時期もあるでしょう。でも、ここで注目すべきは彼らお金もあるし、もう、なんでも帰るし、でも急がし過ぎて大変で。ノームコア。みたいな感覚?どうでもいい。みたいなノリ?で、ツアーもやめちゃう訳ですよね。ひきこもり。4枚めのアルバムくらい頃がまさにそういう時期。ボブデュランにマリファナ習ったのはその少し前か。キーワードは「ノームコア」でしょうか。



 で、ひきこもってドラッグいっぱい覚えてラリってって時期がしばらく続く。それを

サイケと呼ぶ訳ですが、サイケデリックになるにはドラッグが必要な訳で、違法ドラッグの影響を多分に受けたスタイルなんです。それをハイと呼ぶ訳ですよね。危険なドラッグによる害を訴えるのであれば、今発売中のブルーレイディスクthe Beatles 1+なんか発売停止しないと本来いけないんじゃないでしょうか。Strawberry fields foreverのフィルムが正気に思えますか?撮影者もふくめ、全員ラリってるんじゃないでしょうか。私はあの映像を中学時代に見て、ドラッグの力を思い知りました。まあ、その後アンソロジーシリーズでジョージが「LSDなんかやるもんじゃない」みたいなこと言ってましたが。で、時期にジョンが丸眼鏡かけ始めるんですよね。あれは最初ミミおばさんの眼鏡だったみたいよ。アルガー製で、イギリスって昔は国が眼鏡も支給してたんだって。私も原宿ゲットバックで鑑定書付きの同時代のヤツをゲットしましたよ。最初かけたとき「うわダサっ!」って思ったものです。めちゃ高かったし。今だと、サヴィルロー名義で同じ眼鏡が売られてますね。お求め易い価格で売ってますよ。この眼鏡位から、今のファッションでもいける要素がでてきますね。「キーワードは危険ドラッグ」



 ホワイトアルバムってしってます?正式なタイトルはthe Beatlesですが。あれこそ、めちゃめちゃいけてるファッションじゃないかな。ジョンはポートレイト写真でデニムジャケットに黄色のTシャツ。ロン毛。さっきのノームコア時代にも近いものがあるんですが、ここで違うのは時代です。群雄割拠の時代、周りのやつらがぶいぶいし始めていた。クラプトン然り。ストーンズもそう。ブリティッシュインベイジョンが成熟した文化を形成するにまで至ったというべきか。なので、ポカーン、アイドル、イエーイみたいなさっき書いたノームコア時代とは全く違う、深く、研ぎすまされた感じがする。この頃にヨーコも登場しますしね。やった!日本!ジョンとヨーコでヌードになっちゃうし。あれはノームコアではありません。ストーンズ主催のロックンロールサーカス出演時のジョンのデニムセットアップ。しびれるな〜。あれはラングラーだっけな?で黒Tシャツ。色落ちといい、着こなしといい、かっこいい。パンツなんかもどこのか分かりませんが、ハイウェストですごい野暮ったいですけど、でも全部かっこいい訳です。他の出演者達のファッションを突き抜けて、ジョンがかっこいい。そう思ってる人は多いはず。まあ、こうなっちゃうと、人間が大事ってなっちゃいますが、それが結論でもないわけで、あのステージであの服を選ぶジョンのセンス。また、着こなし。やっぱりファッションだと思う。キーワード「デニムセットアップ」



 ビートルズがビートルズであった時代はここまでで、後は消化試合みたいな感もありますが、そこからがまた、情の行き違い。ヒューマンドラマなんです。ポールが叫ぶ「ゲットバック!」でも4人の心は引き裂かれ。よそからの影響で尖っていた時代から身内での闘争へ。ストレスは比ではない。バンドである必然性はあるのか、ないのか。ドラマだ。そのなかで、ジョンとポールのハーモニーに泣く。映画レットイットビーは何故か公式リリースがされませんが、かっこ良すぎ。ラストアルバム、アビーロードは4人全てかっこいいですね。ジャケットであれだけパロディーが作られるだけの事はある。そこには映り込んでいるその人たち。その背後のドラマ。多大なる情報が一つに収まった奇跡の一枚なんじゃなかろうか。スティーヴジョブスだってあこがれたはずさ。」
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Casino city Yokohama

2019-10-20 | イラスト


イェーイェーイェーイェー!

台風、JOKER、Abbey road。
今年の秋はどこまでもカオスだね。
みんな調子はどうなんだい?

おかしなことがまかり通るこのご時世。
オレはかつて、人種わけを行い
クソ野郎どもをゴミと呼んだ。

あれから20年の間に、世の中は過酷になっていったね。

五年前。敬愛する横浜南部のヒップスターに当てた書簡の文章を載せてみよう。

「最近、新たな人種としてロンハーマンが来ていると思われます。それは溢れるマネーを否応なしに享受してる輩。ゴミとの違いは、利益に聡くないところ。クラフトマン、凡人の一部が祭り上げられているのでしょう。そして豊かな暮らしを送る次世代としてコマーシャルに使われている。彼らに嫌悪感はありませんが、資本主義ここまでやるかとため息がでます。みなとみらいの新しい商業施設で、死んだ目をした同世代が笑っている姿を見て僕は目を瞑ります。圧倒的ポジティヴ、お人好しなロンハーマンなかなかに手強いです‼️」

この国は、2013年にジ アベノミクスって言うパンドラの箱を開けてしまった。
当時はオレもワクワクドキドキの未体験ゾーンみたいにはしゃいだけど
数年後に今って言う荒廃した社会が出現するとは思ってなかった。
そしてアベーロードが先月鳴り響いたわけだ。終わりですよってね。
明後日、令和天皇陛下の即位の礼でしたか。伊勢神宮では禊落としか
水害ですね。新時代の幕開けはもう落とされんでるですよね。

黒田バズーカで猛烈なパワーがゴミに注がれ、そのエネルギーは
権力を生み出し、それにまつわる人とそうでないない人の二極化
を招いた。人種わけもつまるところ、セレブと貧民の二者のみ
となってしまった。五年前、オレが感じたロンハーマンはゴミ
によって召喚されたノーマルな人たち。それ以外は貧民になった
ってことだな。まあ、今もそのミッションは作動中でぐんぐん
ふるいにかけられてる感じ。タワマンに吸い込まれていく人々。

禊で払い落とされる運命の彼らにどの程度時間があるのかな。
そうでない貧民も、どこまで体力が持つのか。わからない。
オレの住む横浜はカジノ シティに向けひた走る。政治家
役人が笑顔で招き入れるカジノはヤマタノオロチ。
アメリカの軍艦に屈し、港を開いた横浜。そもそも
そう言う場所だってオレは思っていて。岩亀には遊郭があって。
そう言うところだったわけだね。カジノ、似合うと思うよ。



関東大震災で全部消えた。
大空襲で全部焼けた。

横浜。悲しい街です。



そして日本。深い国です。
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アベーロード、からの。

2019-10-03 | イラスト
元気ですか?

そうですか。


オレが暮らしてる横浜南部のローカルは先日の台風15号によって部分的に二度と元には戻らないだろうっていうくらいの傷跡が残りました。一言で、悲惨な状況というやつです。

この部分的にってのがえらく残酷だよね。千葉然り。

ビートルズのアビーロード50周年記念エディション、もうお持ちですか?
まだっていう馬鹿いる?オレ、実はまだなんです。自分でもまさかって感じなんだけど。まあ今週中には購入してエンドレスリピートする予定ですがね。

前から申し上げている通り、アベーロード。ジ アベノミクス、9月27日ジ エンド。オウ、イェ〜!。50年前のビートルズの軌跡とリンクさせると、もう終わってしまいました。この国家戦略は。ビートルズの四人を思い描く時、最後のフォトセッションや、まあアビーロード、はたまたかつての懐かしいヴィジュアルを思い出すんでしょうけど、1969年秋以降のファブ フォーは泥沼ですよ。解散こそしてませんがね。終止符のレットイットビーや、ポール脱退、裁判。有終の美、とは程遠い骨肉の争いが待っていたわけですよね。

さあ、どうでしょうか。日本社会。恐らくはいずれ思い出すであろう、アベノミクスで浮かれてた世相って今年の夏までですよ。まだ、ていをなしていた時点でね。もう、ジ エンドがかかってしまった。混沌とかいうものではなく、悲惨な世界が始まるわけですよ。残念ながら。どんな結末が待ってるのか。わかりません。引き続きビートルズをなぞらえて未来予測をするのであれば、バラバラになった四人のその後?まあ、ほんとうに、アビーロード後、約10年でジョンは射殺ですからね。これが現実、というやつです。あるいは女王陛下をモノにした?ポールは階級社会を堅実に進み、50年を経た今も現役のスターというね。明暗と言うのかどうか。ただ、まあ、今のイギリスを見ていてもそうですが、いろんなものがもう終わってしまっているんでしょうね。

ポール的な成功ってもうそれが成り立つ社会がないと思うんです。この文章を読んでるあんたがいくつか知らねえけど、ティーンあるいは現役世代であるんなら覚悟しないとね。この先の現実を。はっきりとしたもの、例えればビートルズは50年前の9月27日日本時間で、大きな区切りを打った。その後の悲惨な運命は自分でよく調べてみなよ。

このブログでずっと、言ってきたのは「こんなクソ社会終わっちまえ!」ってことだったんだけど、いざ、その瞬間に立ち会ってみるとさ、すごいきつくてさ。今じゃオレ40歳で、大切な自分の家族があって。大事な仲間と会社を経営してて。15年前のように無邪気に終末を叫ぶようなことはしたくない。走馬灯のように、かつての、そう、もう終わっちまった、かつての社会を思い出すんだ。団塊世代の父の背中、であり、そのベースとなる偉大なアメリカンカルチャーでありロックンローラーであり、リーバイスであり。

全く、未来は分からない。でも生きているわけで、生活するために必死で働くしかない。何が何でもそうするのは家族がいるからで、それができるのは信頼の置ける仲間がいるから。心をしっかり持てる環境に深く感謝する。
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