徳なんか、積むな!
積んだら危険。
徳はやり過ごすに限ります。
済ました徳は忘れましょう。
びびりの精神忘れるな!
先どうなるかなんか誰にも分からない。
恐怖は克服するものじゃない。
恐怖と共存する。
俺は昔、善悪論をもとに己の思想体系を組み立てた。
やはり善悪の判断がキモだと思ってたんだよね。
そうでないとぶれるし、弱い。
このブログや、本もそれをもとに作られたものだった。
でもね、俺は歳をとって今思うんだよ。
善悪、どうでもいいなって。
これはなんなんだろうな・・・
善悪を言い換えた形で、こうも唱えてたよ
かっこ良いかが問題だって。
そうでなければ意味がないってね。
で俺は実際そう生きてきた。
ほんとにかっこいいことしかしてこなかった。
これは主観の問題だからはたから見たらどうか知らないけど
俺自身の価値観では絶対にださいことはしてこなかった。
でもそれももうどうでもよくて
どういえばいいだろう。
も、何でもいんだよね 詰まるところ。
ただ生きてる、みたいな。
生きてることどうこうなんか考えないよ
だから死んでしまいたいとももう思わない。
ただ、時間を過ごす。健全に。
不健康ってのはかっこ良く思える。
これは前に論じたカウンターの精神の影響でもあるけど
没頭したり、突き進んでいる状態は生身の肉体にとっては
非常にタフなことなんだよね。で、そうしたスリリングな
状況の時には外見もよく見えるし、内面もさえてるから
やっぱりどのみちかっこいい行為だといえる。
そして、それが反体制であればあるほど過酷な状況に
なるわけで、それでもそうし続ける人間はものすごくかっこいいと。
こうなるよね。
さっき健全という言葉を書いたけど、魂の健全という意味では
その筋を通すことにより得られるだろう。だからそうであれ
と俺は言ってきたんだ。
でも生きている限り突き進み続けることはできないと知った。
所詮それはバーチャルな願望に過ぎない。
保護されていた学生だったから想えたこと。
ぬるま湯のリーマン時代だったからぼやけた夢。
完全に内なる進化だけでは生きていけない。
カウンターカルチャーなるものもその鋭利さだけを
勝負していたんじゃなりたたないんだ。
その鋭利な角を現実に突き立て、穴を開け始めて成立する。
その為には現実という相手が必要になる。
自分のエネルギーをぶつける相手が必要。
おれがさんざ糞だのゴミだの言って怒り狂ってた相手。
でもそいつらなしには存在できないことを知った。
そして、そんな対象には俺のカミソリは通用しない。
高層ビルに一枚のカミソリをしょうがなかったんだ。
当ててみて初めて分かった。
その一枚のカミソリの為に自分の健康を捧げるのはばからしい。
そんなものはもういらない。
今迄拒絶してたけど、そのビルに入ったっていいじゃない。
俺はその世界じゃ底辺の人間だけど、快適ならばいさせてもらいたいよ。
冬あったかくて、夏すずしくて。
ビルの中でテロ行為とか、しない。
ビルのセレブたちにアピールしない。
そこにおいてもらえればいい。
生きていたい。
毎日が無事過ぎていくことは素晴らしい。
徳なんか積んでね、で現実社会では評価されないけど
着実にレベルアップしようなんか思わないよ。
あの世に持っていこうってか!
だったら今の世界でなんか積め!
目に見えるもの積め!
金、積め!
上目指すんならそれしかないでしょう。
その気構えないんなら無理しちゃだめだよ。
ビルの上目指さないんならもう底辺でいいんだよ。
もう一番下でも生きていけるんだから。
文句言わず、便利を享受しようよ。
玄関ロビーでいいよね。
そこにいさせてほしい。
いつかビルの崩壊の時、ゴミたちは逃げられまい・・・
最上階にいる輩はそのままお陀仏です。
玄関にいる僕たち危険を察知して逃げちゃうもんね!
走ってどこかへ隠れるぜ。
最近はテロに敏感だからね、ビルに入るのも苦労する。
危ないものは持ってないかってチェックされる。
俺のカミソリはそのチェックをすり抜けた。
それはすなわち、持ち込んでもなんも効力
ないってことだったんだね。
「テメーのひげでも剃ってろ」てか。
その通りですよ。俺が馬鹿だった。
もう完全安全宣言!
一生懸命資本主義社会で生きていこう!
その中でいかに楽して
でさらっといけるか、これを考えとります。
なんも積まずに、人生駆け抜けよう!
わーっはっはっは
完
積んだら危険。
徳はやり過ごすに限ります。
済ました徳は忘れましょう。
びびりの精神忘れるな!
先どうなるかなんか誰にも分からない。
恐怖は克服するものじゃない。
恐怖と共存する。
俺は昔、善悪論をもとに己の思想体系を組み立てた。
やはり善悪の判断がキモだと思ってたんだよね。
そうでないとぶれるし、弱い。
このブログや、本もそれをもとに作られたものだった。
でもね、俺は歳をとって今思うんだよ。
善悪、どうでもいいなって。
これはなんなんだろうな・・・
善悪を言い換えた形で、こうも唱えてたよ
かっこ良いかが問題だって。
そうでなければ意味がないってね。
で俺は実際そう生きてきた。
ほんとにかっこいいことしかしてこなかった。
これは主観の問題だからはたから見たらどうか知らないけど
俺自身の価値観では絶対にださいことはしてこなかった。
でもそれももうどうでもよくて
どういえばいいだろう。
も、何でもいんだよね 詰まるところ。
ただ生きてる、みたいな。
生きてることどうこうなんか考えないよ
だから死んでしまいたいとももう思わない。
ただ、時間を過ごす。健全に。
不健康ってのはかっこ良く思える。
これは前に論じたカウンターの精神の影響でもあるけど
没頭したり、突き進んでいる状態は生身の肉体にとっては
非常にタフなことなんだよね。で、そうしたスリリングな
状況の時には外見もよく見えるし、内面もさえてるから
やっぱりどのみちかっこいい行為だといえる。
そして、それが反体制であればあるほど過酷な状況に
なるわけで、それでもそうし続ける人間はものすごくかっこいいと。
こうなるよね。
さっき健全という言葉を書いたけど、魂の健全という意味では
その筋を通すことにより得られるだろう。だからそうであれ
と俺は言ってきたんだ。
でも生きている限り突き進み続けることはできないと知った。
所詮それはバーチャルな願望に過ぎない。
保護されていた学生だったから想えたこと。
ぬるま湯のリーマン時代だったからぼやけた夢。
完全に内なる進化だけでは生きていけない。
カウンターカルチャーなるものもその鋭利さだけを
勝負していたんじゃなりたたないんだ。
その鋭利な角を現実に突き立て、穴を開け始めて成立する。
その為には現実という相手が必要になる。
自分のエネルギーをぶつける相手が必要。
おれがさんざ糞だのゴミだの言って怒り狂ってた相手。
でもそいつらなしには存在できないことを知った。
そして、そんな対象には俺のカミソリは通用しない。
高層ビルに一枚のカミソリをしょうがなかったんだ。
当ててみて初めて分かった。
その一枚のカミソリの為に自分の健康を捧げるのはばからしい。
そんなものはもういらない。
今迄拒絶してたけど、そのビルに入ったっていいじゃない。
俺はその世界じゃ底辺の人間だけど、快適ならばいさせてもらいたいよ。
冬あったかくて、夏すずしくて。
ビルの中でテロ行為とか、しない。
ビルのセレブたちにアピールしない。
そこにおいてもらえればいい。
生きていたい。
毎日が無事過ぎていくことは素晴らしい。
徳なんか積んでね、で現実社会では評価されないけど
着実にレベルアップしようなんか思わないよ。
あの世に持っていこうってか!
だったら今の世界でなんか積め!
目に見えるもの積め!
金、積め!
上目指すんならそれしかないでしょう。
その気構えないんなら無理しちゃだめだよ。
ビルの上目指さないんならもう底辺でいいんだよ。
もう一番下でも生きていけるんだから。
文句言わず、便利を享受しようよ。
玄関ロビーでいいよね。
そこにいさせてほしい。
いつかビルの崩壊の時、ゴミたちは逃げられまい・・・
最上階にいる輩はそのままお陀仏です。
玄関にいる僕たち危険を察知して逃げちゃうもんね!
走ってどこかへ隠れるぜ。
最近はテロに敏感だからね、ビルに入るのも苦労する。
危ないものは持ってないかってチェックされる。
俺のカミソリはそのチェックをすり抜けた。
それはすなわち、持ち込んでもなんも効力
ないってことだったんだね。
「テメーのひげでも剃ってろ」てか。
その通りですよ。俺が馬鹿だった。
もう完全安全宣言!
一生懸命資本主義社会で生きていこう!
その中でいかに楽して
でさらっといけるか、これを考えとります。
なんも積まずに、人生駆け抜けよう!
わーっはっはっは
完