W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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天地明察展 「春海が和算駆使した大和暦」

2012年10月08日 | 環境

 冲方 丁(うぶかた とう)の小説「天地明察」を読んで、角川映画「天地明察」を観たWakiは目からウロコであった、あの葛飾北斎が活躍した時代に天文に興味を持った江戸幕府お抱えの碁打集の一人渋川春海は当時800年続いた宣明暦に疑問を持ち、幼いころから太陽、月、星を観測それらの動きを克明に記録した。後に幕府の命で日本の各地から象限儀や渾天儀を使って北極星の位置を観測、太陽と月の楕円軌道を発見これが正確な暦、大和暦の作成に寄与した。一方星の観測には数学が必須ではあるが当時の和算はかなり優れていて彼は関孝和や闇斎に学んだ結果大和暦は完成。皆既日食を予言するまでに至る。この映画をみて記憶も覚めやらぬうち大阪市立科学館で開催中の「渋川春海と江戸時代の天文学」を観て来た。映画の撮影に使われた機材の展示があった。

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コメント (2)
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