香里団地の中心新香里のケヤキ通りに面して昔の商店街が次々とおしゃれな街に変貌している。19日に新装開店した街「CONOBA」夏になると子供たちが水浴びをする「こもれび水路」に沿って作られた、レストラン、ベーカリー、ぎょうざ、ビアハウス、コーヒーショップ、2階は習い事のカルチャーハウスとそれに歯医者さんと多彩。巷の声は気楽にのれんをくぐる和食の飲み屋に家族でテーブルを囲めるうどんに丼の店があったらなあという意見が強い。
枚方には大阪府の特別史跡「百済寺跡」があって今は伽藍跡の基壇だけが残っている。それがこの三重の塔で建てたのは百済王族の末裔、百済王敬福(くだらのこにしききょうふく)と言われている。この百済寺跡を中心に昭和40年からたびたび発掘調査がおこなわれていまも続いている。8世紀中ごろ聖武天皇が奈良に大仏を造営しますが敬福は渡来人とともにおおいに貢献しましたがこのあたりには瓦や土師器に須恵器また甍も出土している。展示の甕の口には天の文字が刻まれていて、朝鮮半島からきた漢字はこの地から奈良の都に伝わったとされている。
ここはすぐ近くのスーパーマーケット、昨日の夕方6時すぎの店内の状況、入口正面には所によって品薄と言われるお米がわんさと積んである、それにカセットボンベも少し値は張るが置いている、乾電池はさすがに単一はなかったが単二以下はわんさとあった。昼間寄ったホームセンターはカセットコンロにボンベそれに水タンクや電池に懐中電灯は売り切れですと張り紙がしてあった。朝から法事で奈良に出掛けたが大型スーパーにお米が全く無いと聞いていたので5kg入りを車に積んで行ったらたいへん喜ばれた。17日に横浜に送ったお米は19日に着いたと連絡がはいった。
きのう別件で枚方市の中央図書館の前にある「輝きプラザきらら」に行ってきた。8階建てのこの建物の最上階には防災対策室がある。普段は各階に生涯学習センターや地域活性化センターのほか教育委員会などが入り2階には防災啓蒙の展示や講義室などがあり非常時にはこの建物全体が災害対策本部になる。展示は決して立派とは言えないが、周囲の車塚公園は広域避難場所でそこには耐震性の地下水槽に100トンの飲料水と同じく耐震性防火水槽には40トンの水が備えられている。また非常用の食料や毛布なども備蓄されているそうだ。展示室のパネルには枚方に及ぶ災害は淀川の増水による水害を例としてその被害の及ぶ範囲が示されていた。Wakiが過去に調べたところ史実として古文書には大阪湾の津波が枚方まで遡ったという記録がある。なお、町内の公園には一昨年災害対策備品保管庫が設けられて、自治会で何を備蓄するか話し合ったことがある。
被災地で避難を余儀なくされている人たちの状況は刻々とTVで伝えられるがそれは想像を越える不便さでもう我慢の極限に達している人も多い。原発への注水活動も始められたが効果のほどはよく判らない、それに3月の半ばを越えているのにこの大雪で救助活動も難渋しているようだ。昼間大阪でも粉雪が舞った、電池やカセットガスなどは品切れの状況だが、計画停電の範囲も拡がって関東の方はかなり深刻な状況のようだ。TV等でも店頭の商品が品切れになっているとのことなのできのう横浜に住む息子家族が不便にならないようにと気持ちだけ宅配便で送ったが、一週間から10日みてくださいと言われた。
すでに東京電力管内では原発停止による供給力低下のため14日から地域と時間を限定して順番に電気を止める「計画停電」にはいっている。ここは我が家から歩いて3分のバス停前のコンビニ、政府の呼びかけに呼応して節電の措置を講じている、ご覧のようにブルーの横長の看板の照明が消されて心なしかさびしい。でも消費電力の大きいショウケースなども順次消されるかもしれない。われわれも考えうる限りの節電に協力をして少しでも協力をしよう。
やはりこの深刻な事態はどうしても避けて通れないので取り上げることにした。昨日は一日中原子力発電所の事故から目が離せなかった、Wakiは数年前原子力発電所の見学に行ったことがあるけれどもそこの職員が何度ともなく強調したのは、極めて高い安全性の上に作られていると言うことであった。それが今回いくら想定外とは言えこうも簡単に破壊するとは、根拠に乏しい説明も納得のいくものではなかった、だだ昨日の朗報は96時間ぶりに助けられた人のことなど、各国の支援もいよいよ本格的になってくる、計画停電も不便に耐えて国民が協力している。午後10時半ごろの静岡東部の震度6強の地震には驚いた。
これを載せるつもりでいたところに大地震が発生し、三日間に亘って東日本大震災をとりあげてきたが。現地では連日懸命な救助活動が行われている。また危機的情況の原発ののことも気掛かりだが、久しぶりにもとのBlogに戻ってみた。この辺でも咲きかけた緋寒桜も花びらが開けずに寒さに耐えてきたが昨日の暖かさで蕾もふくらんできた。でもここだけは春一色、店頭にずらりと並んだ春野菜、ワラビにキヌサヤ、ウドにエンドウにソラマメ、タラの芽にフキノトウ、菜の花にサラダタマネギ、それに何やら新種も登場している。でもこうして春を届けてくださる農家の皆さんが丹精込めて育ていただけるおかげだ。
今まで前例のない大津波、列島はもろくも崩れ去った。菅首相は国民に特段の協力を呼びかけた、それでも初動体制をいち早く敷いたこともあって避難していた1万2千人もの人が救助された。すでに自衛隊は10万人規模で救助隊を編成している。世界各国からも救援隊が編成されて続々と到着している。そうして一緒に災害救助犬もやってくる。アメリカ、ドイツ、フランス、中国はすでに到着し、ニュージランドは先の日本隊の返礼としてやってくる。援助の希望は58ヶ国にのぼっている。昨日は旅館の2階から自衛隊員が救出した犬が映された。こうして見ると多くのペットも例外なく犠牲になった、救助犬たちはどれも使命を自覚した凛々しい顔をしている。昨日は大阪から救助隊の第2陣が出発した。
一日中TVの前に釘付けになって一喜一憂しながら観た。とても今までのような「トンボの目」を書く気にはなれない。どれだけたくさんの尊い命が奪われたことか、国内観測史上最大M8.8ひじょうに広範囲でしかも中越・長野にも地震を誘発していまだに余震が続いている。そうしてもっとも危惧していた原子力発電所の制御が不能になるという事態になってしまった。今後これはどのように進展するのか判らない。世界各国からはいち早く支援の輪がひろがってやがて救援隊が救助犬とともに到着する。まだ被害の詳細は判らないが、一人でも多くの人が助かってほしい。見ていて思うのは、亡くなった人も気の毒だが多くの避難している人たちのことだ、電気、水道、ガスのない中で毛布にくるまって耐えた人、気の毒としか言いようがない。避難するときには必携品として、眼鏡、入れ歯、毎日服用の薬、足を保護する履物、頭巾、当面の飲料水、ラジオなどこれらはいつも身辺に常備しておこう。そうして揺れの大きなときは高台へ避難しよう。