数日前降った大雪のため、アスパラハウスがエライことになっている。遠目に見てもハウス全体が歪んでいるような?
ハウスへと続く農道は積雪のため、自力でラッセルして行かねばならないんで、ずくなし(無精者)のオイラは躊躇していたんだが、
一昨日、被害状況の調査のため我が家を訪れたJA職員が、このままだと危ないですねと言っていた言葉が気にかかる。
そこで、16日、意を決し雪下ろしをしようとハウスへとやってきたが、想像以上の積雪に思わず戦意喪失となりにけり。
この重さに耐えているのが不思議
一昨日は午後からの作業だったため、翌日に持ち越しってことで夕方早めに自宅へと戻ったんだが、「ハテ?携帯は何処に!?」
家の中を探しても見当たらず、カミさんの携帯で発信するも着信音の気配も無い・・・もしかして・・・ハウスに置き忘れたってか!?
バカ、マヌケ、ドジ・・・と罵るカミさんの罵詈雑言を背に、懐中電灯を手に暗い農道を再びハウスへと戻った間抜なオジサンでした。
ハウス内でカミさんの携帯を鳴らすと、雪の下にでもなっているのか、蚊が鳴くかのような小さな着信音が何処からか聞こえてくる。
多分、ビニールを揺すっている最中ポケットから落ちてしまったであろうが、こんなに大量の雪の下から探すとなると、気を失いそうだわ。
携帯は何処だ~? 返事してくで~~~っ!
何処かで鳴ってはいるんだが、ハウス内で反響してしまうのか、ピンポイントで特定できない。「携帯の電源が切れなければ良いが・・・」
暗闇で1時間もこんなことをやっているんで、これには流石のカミさんも心配になったのか、薄暗い懐中電灯を手にハウスへとやってきた。
微かに着信音が聞こえる場所に立ち、二人してアッチだコッチだと言いながら雪を掘り起こすんだが、徐々に着信音が小さくなっているような?
結局この日、翌日探そうということになり家へと戻ったんだが、途中カミさんの小言のうるさいこと。「ども、すいやせん」と只頷くばかり。
明けて翌日(昨日)、朝から次男坊様にも動員して頂き、三人で再捜索ということになったんだが、若い者の耳って羨ましいですなぁ。
オイラとカミさんは、鳴っている場所に立っても、アッチだコッチだと右往左往するばかりだが、「この真下が怪しい」と一発で探し出した。
こんな場所に埋まっていたのね
その場所はと言うと、オイラとカミさんが散々踏ん付けた雪の下に眠っており、どうりで段々着信音が小さくなった訳だ。
「バカじじぃ、早く探せ」だの「年寄りは耳が遠くて嫌だね」と散々こき下ろしてくれたが、カミさんの耳も当てにならないようで・・・
今年も、夜露P苦!
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