まっ、ツカちゃんとオイラの紳士協定ってのはマツタケに限っての話しで、その他諸々の雑キノコに関してはその限りではありませぬが。
だが、老婆心ながら、そこのキミ、例え雑キノコであろうと自分の秘密の場所へヒトを連れて行く場合、人選をよ~~~く考えないといけませんぞ。
ある時、ツカちゃんが嘆いていた。「参ったよ、知人のオバサンだからと、雑キノコの宝庫である場所を一回教えたらさ、キノコが絶えちまった」
そのオバサン、キノコ採り大好き人間ときて、暇が有り余るもんだから、以来、シーズンとなるとその場所へ毎日通いつめたそうだ。しかも、友達を大勢引き連れ・・・
そのため、ツカちゃんが毎年楽しみにしていたその場所は、そのことが原因であるかどうかは不明だが、その後、キノコ採り禁止の看板が掲げられたそうな。
キノコ採りで目にする 「ギンレイソウ」

さてと、話題があちこちと迷走しておるようだが、そろそろこの辺で、昨日の続きに入らないと飽きられそうだから、話しを先に進めよう。
では・・・
「そんな紳士協定があるなら、二人の条件は同じ?」なのに、「ボーズ&運転手の役割」と嘆くお前の態度は何故だ?との疑問、「ごもっとも!」
このツカちゃんて旦那、オイラより一つ上の先輩であるが、足が達者でとても敵わない。その上、トリュフを探す犬か豚のように恐ろしく鼻が利く。
オイラが縄張りとする場所へ案内するも、その場所が初めてにも関わらず、オイラでさえ知らないポイントを難なく探し当てるから恐れ入る。
従って、ツカちゃんのテリトリーでは、当然ツカちゃんの一人勝ちとなり、オイラのテリトリーにおいてさえ、これ又ツカちゃんの勝ち~となるのである。
師匠ともなれば当然といえば当然だが、マツタケ採り大好き人間とは、マツタケそのものより探し当てること命で、負けるとこれが実に悔しいのである。
キノコ採りにご注意を!
