ジャガイモを植え付けようと準備していたが、連日の不安定な気候には参りましたな。切り分けた種イモを天日で乾燥しようにもお天道様が顔を見せないんでは話にならん。
その上、夜間零度を割り込む日もあり、凍みないようにその都度室内へ入れたり出したりで手間がかかる。まごまごしてると種いイモが干からびてしまいそうだ。
切り分け、乾燥させた種イモ
一寸肌寒かったが久々の晴れ間となった本日、畑地は湿っていて条件は余り宜しくないが、この機会を逃してなるものかと種イモを植え付けた。
畝は前から作ってあったんで腰の痛い畝立て作業は無いが、何にしても石ころだらけの畑だから、土を被せる度の石拾いで、結局腰が痛いのはおんなじ。
「石など気にすんな、放っとけ!」と何処かの誰かさんは仰るが、土を被せようとすると種イモと同じ位の石が芋の上にゴロンでは放っとく訳にはいかんのです。
種イモを植え付け
少し前、義姉から種イモに纏わる一寸面白い話しを聞いた。聞きたい?聞きたかない?どっちにしても、オイラ話したくてウズウズしているから教えて進ぜよう。
義姉の知人に非常にケチな方が居られるそうで、普通種イモは大き目のであれば幾つかに切り分けて使うのだが、その方は、芽の部分だけ薄く削ぎ取り植え付けるそうだ。
じゃぁ、余った?種イモの本体は何処に?って話しだよね。それがさぁ、何と!残った本体はお食べになるんだそうだ。ケチって言うより、「驚きだよね!」
「それでもちゃんと一丁前のジャガイモに育つ」とその方は仰っておられるようだが、「ふんとに、ケチにも程がある!」と義姉は呆れ笑いを浮かべていた。