友人で高校の一年先輩でもあるツカちゃんは、オイラのマツタケ採りの師匠格にして、自他共に認めるキノコ採り大好き人間である。
そう、ツカちゃんとは、かつて、マツタケ採りで同行した際、「クマと遭遇したら、お前を餌にして俺は逃げる」とほざいたあの御仁だ。
先日、そのツカちゃんから「たまには俺をキノコ採りに連れて行け!でないと、お主との縁を切るぞ!」と脅しの電話があった。
それまで何度かお誘いがあったのだが、その都度断ってばかりが続いていたため、流石に堪忍袋の緒が切れそうであるらしい。
オイラの3倍歩いたツカちゃん、只今帰還す!
行動力抜群のツカちゃんは、オイラより年配であるにも係わらずその体力は無尽蔵で、山へ入ると獣顔負けに歩き回る。
ツカちゃんとキノコ採りとなると、相当の覚悟が必要で、生半可な気分で同行すると翌日疲れて仕事にならないから要注意だ。
従って、体力気力が伴わない場合「腹の具合が・・・」「彼女とデートで・・・」と、これまで何かと理由を付け断ってきた経緯がある。
で、流石に今度ばかりは断れないと覚悟を決めたオイラだが、正直な話、オイラここんところ疲れているんだよな~
採ったキノコもオイラの3倍「ツカちゃんのビク」
ってな訳で、この日はオイラが水先案内人ってことで、入山の前に「この山はあそこがあぁなって・・・」と説明するんだが、
聞いているのかいないのか、山を見つめていたツカちゃん、やおらビクを担ぎ、一人サッサと山へ消えて行くのでありました。
「ちょっとオジサン、説明が未だ終わってないんだけど・・・」それに・・・「その道はさっき説明した場所と違うんだけど・・・」
「体力の無い オイラを笑うか オオワライダケ」・・・字余り
結局この日、2~3箇所場所を移しキノコを探し歩き回ったんだが、時期が遅かったのか収穫は殆どゼロに近い状態。
だが、しかし、予想通りオイラの3倍は軽~く歩いたツカちゃん、それに比例してか、ツカちゃんのビクは収穫も3倍。
帰路に着く車中でのこと。「ツカちゃん、あんなに歩けば疲れたろうに?」と尋ねると「いんや、それほどでもねぇよ」と仰る。
オイラあれだけ歩いただけでヘトヘトだってぇのに、オイラの3倍も歩き平然とするこのおっさん、「一体何者なんだ!?」
ボチボチ更新しますんで、ヨロピク!
↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます