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  夢に向かって「日々努力」

マル秘 人事考課

2006-03-14 21:15:06 | Weblog
先日、数年ぶりに人事考課者訓練の研修がありました。わが社は年に2回考課があるのですが、結構主観的になるもんで、時々こういう研修でバーをしっかりするのが必要なのです。

わが社の人事考課を説明しますと成績考課、情意考課、それと能力考課とに分かれています。

成績考課・・・職務目標の達成度、レベルの内容に関わらず、やるべきことができたかどうかが問題。あくまでも結果が問題となる。

情意考課・・・社員として、また職務遂行に対する「取り組み姿勢」に対する評価要素。職務の達成度や能力の発揮度とは区別して評価する。

能力考課・・・資格等級に求められている能力レベルの発揮状況を評価する。

それぞれの考課にはいくつかの項目があります。
たとえば情意考課の中には規律性、協調性、積極性、責任性などがあります。

また能力考課には判断力、企画力、折衝力、指導力などがあります。

そしてそれぞれの項目をS,A.B,C.Dで評価をします。
ミスはあったが期待するバーをクリアーすればB,申し分なければAといった具合です。

それから資格等級というのがあってJ-1から10段階あります。あとは職階というのがあって係員とか課長とかの区分で等級・職階がレベルということになります。

   研修を受けながらボーっとこんなこと考えていました。

ケース1
GOUREN株式会社につとめる「な」君、ロード歴5年目の主任で資格等級はC-4です。
今期、練習会で高谷部長から上位10位以内にゴールするように目標を与えられていました。夜な夜なローラーで練習をしたり、土曜勉強会を開催したりと頑張って最近ではコンスタントに一ケタ台でゴールするようになりました。・・・・・・

さて「な」君を人事考課してみましょう
成績考課は10位以内という職務目標を今期達成したのでAになります。
しかし「な」君はC-4、主任レベルで10位以内というとても高い目標を与えられ苦労して達成したのです。
ここに『チャレンジ、プラスワン・システム』というのがあります。
自分のレベル以上の目標を与えられ挑戦し達成した場合、プラスワン、つまりAの一つ上、Sの評価を与えることができるのです。
したがって今期はSが正解となります。

情意考課を考えて見ましょう。夜な夜なローラーで練習した。これは職務に関する、自ら進んで行う「チャレンジ」「改良・改善」「自己啓発」に該当しますので積極性でA。
C-4レベルではこんなに頑張る練習を期待していないのですから「取り組み姿勢」としてよくやってるという判断でしょう。

土曜練習会の開催は情意考課の協調性、能力考課の指導力でA評価できるでしょう。
まあ。ただ無駄なアタックを繰り返す点は能力考課で判断力Cと評価されるかもしれませんね。

こんな人事考課ならオレも頑張るのになぁ・・・・・。
コメント (1)
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