ダウ7000割れ
現在、ついにダウが7000を割り込んだ。今、6800前後で取引されている。1997年の水準になった。これで、アメリカの半分の資産が、ほぼこの一年ですっ飛んだことになる。心理的抵抗線というものが、存在するとすれば、次は、5800ポイントあたり、強い心理的水準は、5000ポイントだろうが、まさか、そう簡単に、その水準までは落ちないだろうと 願いたい。
日本ではバブルの後よく失われた10年といわれたが、まだ底の見えないアメリカの株価は、あと半分。3500ポイントあたりまで、落ちると、日本の経験した4分の1の株価になる。
おそらくこの辺が、いっぱいいっぱいの落としどころかな・・・。今の日本の株価平均が、まだつられて下がることを、考え合わせると、日本の日経平均が、3000近くまで下がる?ということだ。そうなると、バブル最盛期にくらべて10分の一の国力になった日本ができあがるわけで、これも、まさか・・・と思う。ちなみに、そこまで下がると日本は万国博覧会が大阪であったころに戻ってしまう。現在の水準でさえ、1980年代の初めなのだから、今は 失われた10年どころか、没30年なのだ。
もちろん、今、私自身、最悪のシナリオを半信半疑で書いている。まさかそれはないだろう・・・そう思いながら書いてはいるが、今の水準から底が見えればまだしも、ぜんぜん見えてこない段階では、“なんでもあり”の状況には変わりは無い。
AIGの追加支援策などを、アメリカ政府が発表しているが、まったく不安解消になるどころか、かえって、「他にもあるんじゃないか?」と、別の憶測を呼び込んでしまい、金融に一気に不安が広がっている。
こんな折、RBA(オーストラリア連邦銀行)から面白いメールが届く。
Preliminary estimates for February indicate that the index rose by 0.3 per cent (on a monthly average basis) in SDR terms, following a slight increase (revised) in January. The largest contributor to the rise in February was the increase in the price of gold. The prices of coking coal and beef and veal fell. In Australian dollar terms, the index rose by 2.8 per cent in February, following a fall of 1.5 per cent (revised) in January.
(RE:http://www.rba.gov.au/Statistics/commodity_prices.html)
確かに、ゴールドの躍進によるかもしれないが、それでも2月の数字は2.8%も上昇している。石炭と牛肉の価格が下がっているにもかかわらず、ベースメタルは調子がいい。なぜなんだろ?と思う。もしかしたら、これはアメリカに注目している間に、別のどこかで、おおきな胎動が起きているのではないか?と 今 私は疑い始めている。当たり前に考えれば、それはやはり中国で、もしそうであれば、中国の底力・・・国内消費がのびはじめているのか?と思えてきた。アメリカの消費牽引がなくなっても、案外世界は今までどおり、消費をどこかで続けていき、経済の枠がシフトしていく過程が、もしかしたら、今の状況なのでは?
これは、目が離せない状況になってきた。
現在、ついにダウが7000を割り込んだ。今、6800前後で取引されている。1997年の水準になった。これで、アメリカの半分の資産が、ほぼこの一年ですっ飛んだことになる。心理的抵抗線というものが、存在するとすれば、次は、5800ポイントあたり、強い心理的水準は、5000ポイントだろうが、まさか、そう簡単に、その水準までは落ちないだろうと 願いたい。
日本ではバブルの後よく失われた10年といわれたが、まだ底の見えないアメリカの株価は、あと半分。3500ポイントあたりまで、落ちると、日本の経験した4分の1の株価になる。
おそらくこの辺が、いっぱいいっぱいの落としどころかな・・・。今の日本の株価平均が、まだつられて下がることを、考え合わせると、日本の日経平均が、3000近くまで下がる?ということだ。そうなると、バブル最盛期にくらべて10分の一の国力になった日本ができあがるわけで、これも、まさか・・・と思う。ちなみに、そこまで下がると日本は万国博覧会が大阪であったころに戻ってしまう。現在の水準でさえ、1980年代の初めなのだから、今は 失われた10年どころか、没30年なのだ。
もちろん、今、私自身、最悪のシナリオを半信半疑で書いている。まさかそれはないだろう・・・そう思いながら書いてはいるが、今の水準から底が見えればまだしも、ぜんぜん見えてこない段階では、“なんでもあり”の状況には変わりは無い。
AIGの追加支援策などを、アメリカ政府が発表しているが、まったく不安解消になるどころか、かえって、「他にもあるんじゃないか?」と、別の憶測を呼び込んでしまい、金融に一気に不安が広がっている。
こんな折、RBA(オーストラリア連邦銀行)から面白いメールが届く。
Preliminary estimates for February indicate that the index rose by 0.3 per cent (on a monthly average basis) in SDR terms, following a slight increase (revised) in January. The largest contributor to the rise in February was the increase in the price of gold. The prices of coking coal and beef and veal fell. In Australian dollar terms, the index rose by 2.8 per cent in February, following a fall of 1.5 per cent (revised) in January.
(RE:http://www.rba.gov.au/Statistics/commodity_prices.html)
確かに、ゴールドの躍進によるかもしれないが、それでも2月の数字は2.8%も上昇している。石炭と牛肉の価格が下がっているにもかかわらず、ベースメタルは調子がいい。なぜなんだろ?と思う。もしかしたら、これはアメリカに注目している間に、別のどこかで、おおきな胎動が起きているのではないか?と 今 私は疑い始めている。当たり前に考えれば、それはやはり中国で、もしそうであれば、中国の底力・・・国内消費がのびはじめているのか?と思えてきた。アメリカの消費牽引がなくなっても、案外世界は今までどおり、消費をどこかで続けていき、経済の枠がシフトしていく過程が、もしかしたら、今の状況なのでは?
これは、目が離せない状況になってきた。