Sydney Yajima


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最後の牙城が崩れる瞬間

2009-03-12 02:52:46 | オーストラリア株式
最後の牙城が崩れる瞬間

世界が急激にしぼんでいくなかで、ついに中国から悲鳴が聞こえだした。輸出が25.7%下がっているという。中国の輸出は11月から下げ続けており、内需をどれだけ伸ばすことができるかに、かかっている。参照徐々に政府の景気刺激が、利き始めているはずだという意見もあるが、実際はどうなんだろう?

インフラの整備をドンドン推し進めることを中心に、向こう数年は土建屋が大忙しの中国は、まだまだ景気刺激策が続き、世界の経済の牽引をになうことができるという意見もある。参照tab=australia
これは中国とのディールを控えた リオの話だから、あの当時とすれば当然かとも思えるが、しかし、おもしろいのは、時間が経つにつれて、徐々に中国崩壊のシナリオのほうが、確かになってきつつあることだ。

逆に、輸出が止まれば、中国の経済はがたがたになると言い張る経済学者もいる。
参照

また気の早い御仁は、すでにその先を見越して商品経済の下落を心配している人も居る。
参照ここに来ると、リオの中国は大丈夫だという意見から随分かけ離れた意見だ。

オーストラリアの経済はいままで、原料の輸出で支えられてきた。それが不動産バブルなどを併発し、海外から流入したマネーがあちこちに流れて潤ってきたのだが、ここにきて、やはり行き詰っている。すでにストームのことはご存知だろうか?参照そして、それがオーストラリアの大銀行、COMMON WEALTHに飛び火している。参照
ドミノ倒しの様相だ。これもあアメリカのファニーメイからはじまった一連のドミノ倒しに類似している。

オーストラリア政府は、さまざまなパッケージを出している。今回も各家庭に、お金をばら撒いて景気刺激を行っているのだが、次々に来る津波には、太刀打ちできそうも無いのげ現状だ。
ケビン ラッドは、「できることはなんでもする」「だが、保障はできない。」と付け加える。参照ASICがどう出るかが注目されている。参照ここでも、結局は政府が がんじがらめに規制をする保護主義か社会主義のどちらかに 似た動きにならざるを得ないのかもしれない。