Sydney Yajima


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雇用

2010-06-06 05:29:09 | 世界情勢
考えてみれば、雇用は、1850年代から始まった産業革命から以降一つの流れで続いてきたものだ。
当時は、単純労働を、いかに効率よく行うかということを、労働者たちに、道具を与えて、時間管理とその他多くの、様々なコントロールを計算して行い、しかも給料をどの程度まで支払うかというところまで、トータルで考えていた。
もちろんその後、マルクスの資本論などへと時代は進む。
その合理的経営法に対しての批判や、労働者からの搾取が社会問題となり、やがて大きなうねりとなって、世界を二分するほどのイデオロギーの対立などという構図まで進む。

政府から、民間へ。

さまざまなことが試行錯誤の末、政府から利益を優先するために効率を考える民間へとうつすことが行われた。

日本でも国鉄がJRになったりしたことなどは、象徴的だろう。
しかしそれがJALのような破綻につながることなども起こりうるということも、わかり、もう一度民間から政府へという流れも、できたりと、時代はまだ試行錯誤の真ん中で右往左往しているのかもしれない。

アメリカがロケットを民間にうつし、打ち上げを成功させた。
ロシアでも利益と言う点を考えた民間事業へと流れが出来ているし、いずれ、日本も宇宙産業について真剣に考えなければならないはずだ。(決してロケット産業のみではなく、例えばレンズやハイテク技術など、宇宙産業の裾野は広く、また、世界に対して、技術とハイテクで一歩リードし続けてきた日本は、今後もさらに、持ち前の器用さと、独創力と発明によって、精進していくと私は信じている)

日本は、宇宙産業のどの部分が儲かると知るまではなかなか、参入はしないだろうと私は思う。
アメリカなどは、宇宙産業、および宇宙軍なども創設し、いずれ宇宙が重要な開発と未来の現場になると今から準備を始めている。
資源と言う点から言えば、宇宙には∞にあるだろうし、また移住や、さらには、科学的な探査など、プロジェクトの意義はあるかもしれないが、普天間基地と辺野古基地、北朝鮮と韓国、日米安保条約、捕鯨問題、新内閣の誕生、賄賂問題、それに、野球やサッカー、エンターテイメント、リストラ、飲みすぎ、ついでに一発芸人の話題などなどに 日々忙しい日本人にとっては、宇宙開発など、どうでもいいのかもしれない。

しかし、まあ、未来の雇用が国内 国外ではなく惑星外というところまで広がるかもしれないということは、面白いとは思わないだろうか?

「JTBの  火星10日間の旅」
とかね。