ケビンラッドが首相の座を追われた。
一夜にして オーストラリアの国民はその結果だけを知らされ、新しい女性首相の誕生となったニュースで朝を迎えた。
みんな、一応に戸惑いの表情である。
オーストラリアの歴史が始まって以来のことで、労働党の党首が党内の選挙で一夜にしてひっくり返るということが ありうることなんだとみな驚いている。
ジュリア新首相は、イギリス生まれ。5歳のときにオーストラリアに移民してきた。年齢わずか49歳。
つまり、例えば、日本に置き換えて言うなれば、連坊議員が一夜にして首相になったようなもの。
こういうことが起こりうるんだということ。
では、なぜこんなことになったのか?
それは、ケビンラッドが、世界を支配している人々の逆鱗に触れたからだ。
ひとつめは、環境への取り組み。オーストラリアのような資源輸出を生業とする国に、環境問題に取り組むとか、二酸化炭素が問題だ・・・などと言うと石炭の輸出が止まり、儲からなくなってしまう。
次に、40%のマイニングタックスだ。これは、支配者層のもっとも嫌うことである。
そこで、支配者層は周到に準備し、労働党を二つに分裂させる仕掛けを作った。それが表面化して、いきなりの首相交代となったのである。
オーストラリアを支配しているのはオーストラリアの国民ではないということと、日本を支配しているのが日本の国民ではないということは、まあ 似たような話の結論になってしまう。
一夜にして オーストラリアの国民はその結果だけを知らされ、新しい女性首相の誕生となったニュースで朝を迎えた。
みんな、一応に戸惑いの表情である。
オーストラリアの歴史が始まって以来のことで、労働党の党首が党内の選挙で一夜にしてひっくり返るということが ありうることなんだとみな驚いている。
ジュリア新首相は、イギリス生まれ。5歳のときにオーストラリアに移民してきた。年齢わずか49歳。
つまり、例えば、日本に置き換えて言うなれば、連坊議員が一夜にして首相になったようなもの。
こういうことが起こりうるんだということ。
では、なぜこんなことになったのか?
それは、ケビンラッドが、世界を支配している人々の逆鱗に触れたからだ。
ひとつめは、環境への取り組み。オーストラリアのような資源輸出を生業とする国に、環境問題に取り組むとか、二酸化炭素が問題だ・・・などと言うと石炭の輸出が止まり、儲からなくなってしまう。
次に、40%のマイニングタックスだ。これは、支配者層のもっとも嫌うことである。
そこで、支配者層は周到に準備し、労働党を二つに分裂させる仕掛けを作った。それが表面化して、いきなりの首相交代となったのである。
オーストラリアを支配しているのはオーストラリアの国民ではないということと、日本を支配しているのが日本の国民ではないということは、まあ 似たような話の結論になってしまう。