Sydney Yajima


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地震

2010-06-07 18:41:53 | 世界情勢
今、ロスから電話があった。
地震だ。かなり大きいようだ。

詳しくはまだ分からない。だが、アメリカはいま、大変だ。
BPは責任逃れをしようとしているし、オイルは毎日流れ出ている。カリフォルニアは未だ破産の状態で、今度は竜巻が起こり、そして地震。

オーストラリアのバブル経済が弾けたら・・・

2010-06-07 17:06:59 | オーストラリア株式
先週末、ニューヨークの相場が崩れ、株式に影響が出ると考えていたが、今日、123ポイント ASXは下げて、4350になった。2%以上下げたことになる。さらに、オーストラリアの利上げはしばらくないだろうという観測が、オーストラリアドルを押し下げ、それによって、米ドルで取引される資源の利益率が下がることとなった。
これは、オーストラリアの基幹産業である資源の輸出という重大な芯に、NO と言っているのと同様で、このままいくと、倒産する企業が相次ぐことになる。
企業は、様々なサービス企業も含まれている。
つまり、ホテル、レジャー、なども含み、中国のバブルが破綻すると、もっと危険な状況に追い込まれるだろう。
オーストラリアは自国の貨幣を防衛するためには、利率を上げざるを得ず、それが、不動産価格の暴落を生むことは、想像に難くない。つまり、今のケビン ラッドが非難されて退陣する可能性が高く、オーストラリア人の熱しやすく、冷めやすい国民性が、彼にNOを突きつける日も近いということだ。

中国が、粉飾をやめて、実質のバランスシートを出せば、すでにバブルが弾けているかもしれない。
そして、その影響はどこかに出てくるはずで、それが、物価の異常な上昇であったり、あるいは、勘違いした政策であったりと形を変えて出てくる。勘違いした政策とは、日本などの外国企業へ対して、給料の上昇を求めたりというようなことで、日本を始め外国企業は、中国に進出した理由の最大の理由は安い労働力であったわけで、それが無くなれば、メリットは少なくなり、進出することに躊躇感が出ることになる。すると、海外からの投資流入でそれを使って、様々な事業や、あるいは、アメリカドルの保有率を上げるような政策はあ、もうできなくなる。すると、自然と消費が減り始め、中国自体が消費国としての魅力がなくなり始める。外国企業はより、法律の確立した、また労働者のマナーの良い国でよい品質を作ったほうが、利益になると考えるのは、当然の帰結で、それにより、東南アジア諸国へ、シフトする可能性が出てくるだろう。

オーストラリアの今の経済は、中国のバブルの影響で助かっている部分が高く、それがなくなると、オーストラリアの経済は、かなり収縮してしまう。
今の段階では、まだまだ結論を見るには早すぎるかもしれないが、いずれ、資源ブームが終わることを念頭に、次の投資をする枠組みを考えなければならないときに来ている。

日本の取り組むべきことは、次世代の労働力であるロボットの開発、次世代のエネルギー、それに、国内自給率を上げることだろう。


ゼロではないが100でもない

2010-06-07 04:24:39 | 世界情勢
日本人とは、なんぞや?

こういう疑問を持つと、これは日本古代史にまでさかのぼり、やがてわけが解らなくなるので、明快に、解りやすく言えば

ほぼ、古代縄文人、韓国・朝鮮人、中国漢民族、南方系移民(ベトナム カンボジア フィリピン等)、その他
となるのであろう。
その他には、ユダヤ人、アングロサクソン人、アラブ人、スラブ人、などなどが含まれる。

つまりどの人種、民族もほぼ我々の血の中にある。もちろん、100%韓国系でもなければ、中国系でもなく、ユダヤ系でもなければ、南方系でもない。
ミックスジュースのように、何百年のかけて混ぜられたもので、それが日本人だ。
しかしそのどれもが0%でもない。何分の一か、何百分の一、あるいは何万分の一の単位であるか、もしれないが、入っている。

世界の多くの人々とどこかでつながっている。

確かにロマンはある。


日本人が特別なものではなく、たまたま人口、国土面積、自然地理条件が重なり、日本人が世界で優秀な科学技術力や、教育レベルを持つに至ったのである。
日本人が、同じ血を持つ単一民族であるという主張を好む人がいたりするが、それは、科学的な見地に立ってもいなければ、移民史、DNA解読、などなど様々な資料を、すべて無視して感情的に、そうであればいいのになあ・・・といういわゆる妄想から出発しているので、聞くべき価値はない。

日本がアジア人であることを、もっと強烈に意識してみることは、実に理にかなった 極々自然なことだ。

よく、アジア人はインド人も含めると言う人もいるが、少なくとも英語圏ではインド人はインド人として扱われ、アジア人とは別になっている。インドが、南アジアに地理的に位置していることは、小学生にでもわかることだが、語族的・人種的にインドは、インド・ヨーロッパ語族に属している。
大勢のアジア人の言語、人種とは、やはり異なる。

日本は、漢字文化である。
それは中国、韓国も同じで、元来中国から伝わっているのだから、この、漢字文化圏であることにもかかわらず、欧米のヨーロッパ語族の言語をひたすら学ぼうとする健気な日本人の姿は、痛々しいほどで、おそらくその痛い人のなかに、確実に私自身も位置していて、外国の大学で学んだりしたわけである。

こういうことだから、痛々しい日本人たちは、自分たちの姿、形、仕草、流行、センス、などあらゆるものを西洋化していく。
むろん、私自身を含んでいる。
ある意味、情けない話だ。
なぜか?

日本人は独自の文化を、それでもこの小さな島国で2000年以上かけてはぐくんできたわけで、その文化、精神、心などは、大切に次の世代に伝えていかなければならないと思う。

その意味において、やはり情けない話だと思うのである。
私は心の中の、わずかに燃えている日本人としてのアイデンティティーをせめて絶やさずに持ち続けて生きたいと思う。

自分の人生は、自分で決めると、大見得を切って、海外に出て、20数年たち、ようやく解ったことは、やはり自分は紛れもなく、日本人であり、より日本人であり続けるために、何を、どう考えて向き合わねばならないのか?を、考えていきたい。という当たり前のことであったと言えば、笑われるだろうか?