どうもです。
朝っぱらから、扇風機のブンブンいう音とセミの声とを聞きながら
色塗りなんてことをやってますと、夏休みの図画工作の宿題でもやって
いる気分になりますな。
新刊の編集作業も終わっても、何だかんだと用事があってバタバタして
いることが多いんですが、久々に“何もない土曜日”だったり。
先週は編集作業中に滞っていた諸々の社会的(笑)手続きを片づけ
つつ翌日のWFでの「営業活動」の準備をしていたし、来週はまさに
“お城で舞踏会(笑)”だし、再来週は再来週で“岸和田でお祭り(*1)”
だし。
その次の週がキャラホビ前日で、まあ今日に次いで何もない日かも
知れないですが、その次の週は(もう9月だっつーのに)またインテックス
大阪でのイベントだし。
まあそんなこんなでGP02A。5枚目(8体目)になります。
発売された当初ビデオなどに付録としてついていた資料では「ガンダム
センチュリー」のスペック項目を踏襲していたから、「180°姿勢転換所要
時間」はあっても、「装甲材」の設定はなかったんですが、最近のだと
ルナ・チタニウム合金ということになってるんですな。
まあ、RX計画機に使われていたものがコストが高すぎてGMには使え
なくても、GP計画機に使えないって理由もないでしょうし。
本によってはガンダリウム合金としているのもありますけど、それは
まあ「いつ以降ガンダリウムと呼ばれるようになったか?」という論題と
いうか、議論の種ということでしかなく。
ともかく。これを描いている最中(*2)、唐突に思い出したのが、小説版
「コロニーの落ちた地で…」でのトリントン基地に関する記述のこと。
発刊された当時、NEWSに“不法投棄(笑)”されたものを一度読んだ
きりなので、“「ええっ? いくらなんでもそれはおかしくねぇ?」と思わず
口をついて出てしまった”という記憶だけが鮮明にあって、何にそんなに
驚いた(というか拒絶反応を示した)のかについてはスッポリ記憶から
抜け落ちていたので、今回ちょっと読み返してみました。
何故か“トリントン基地は一年戦争以前からあの場所に核貯蔵施設
として存在していた”という記憶に置き換わっていて(原因は不明)、今回
それをネタにしようと読み返してもそういう記述は見当たらず、「じゃあ
何に?」とさらに読み進めて、ようやく「これじゃないかなぁ・・・・」という
ものに突き当りました。下巻46ページ、マスター・P・レイヤー中尉の台詞
にある
「連邦軍がまだ核兵器を持っていたとは思いませんでした」
というもの。これがレイヤー中尉の本心で、しかも連邦市民の多くがそう
思っていただろう、なんて記述が後に続いたり。また別ページにもアニタ
軍曹も同様の慨嘆をしていたりします。
いくらなんでもそれはないだろう?と思う訳で。
このセリフが出たのが劇中時刻で0079年の12月24日(以降)で、南極
条約が1月31日とすると、核兵器の使用禁止を決めてから(即時発効
したとしても)まだ11ヶ月ほどしか経ってない訳ですよ。それ以前は、
状況次第ではいつでも使えた状況にあっただろうし、多分に後付け設定
な面があるとはいえ、大戦緒戦ではジオンはコロニーへの直接攻撃や
加減速に、連邦も落下してくるコロニーの阻止・破壊にさんざん使って
いた訳で(まあだから条約で使用禁止にしたんだが)。
あと南極条約自体は、核兵器の使用禁止を取り決めた条約では
あっても核兵器の廃絶を(手順とか期限とか含めて)決めた物ではない
し、まして「核兵器廃絶完了宣言」ではないんですが。
さらに言えば、この条約以後も(膠着状態だとはいえ)戦争は継続して
いる訳で、実際に使用する/しない(=保険として持っておきたいという
思惑がある/ない)に関わらず、一か所に集めて封印しておくぐらいなら
まだしも、核弾頭を解体・無力化する余裕があるとも思えないし。
そう考えると、末端のMS部隊の小隊長とはいえ現役の軍人がそう
思うのは、あまりにも楽観的というか“お花畑(笑)”過ぎやしませんか?
と思う訳ですが。
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:波切ホールほかで開催される「DAICON7」であって、だんじり祭りとかではない
ですよ?
*2:新刊原稿用の線画のことなので、今回の件を思い出したのは半月ほど前になる。
朝っぱらから、扇風機のブンブンいう音とセミの声とを聞きながら
色塗りなんてことをやってますと、夏休みの図画工作の宿題でもやって
いる気分になりますな。
新刊の編集作業も終わっても、何だかんだと用事があってバタバタして
いることが多いんですが、久々に“何もない土曜日”だったり。
先週は編集作業中に滞っていた諸々の社会的(笑)手続きを片づけ
つつ翌日のWFでの「営業活動」の準備をしていたし、来週はまさに
“お城で舞踏会(笑)”だし、再来週は再来週で“岸和田でお祭り(*1)”
だし。
その次の週がキャラホビ前日で、まあ今日に次いで何もない日かも
知れないですが、その次の週は(もう9月だっつーのに)またインテックス
大阪でのイベントだし。
まあそんなこんなでGP02A。5枚目(8体目)になります。
発売された当初ビデオなどに付録としてついていた資料では「ガンダム
センチュリー」のスペック項目を踏襲していたから、「180°姿勢転換所要
時間」はあっても、「装甲材」の設定はなかったんですが、最近のだと
ルナ・チタニウム合金ということになってるんですな。
まあ、RX計画機に使われていたものがコストが高すぎてGMには使え
なくても、GP計画機に使えないって理由もないでしょうし。
本によってはガンダリウム合金としているのもありますけど、それは
まあ「いつ以降ガンダリウムと呼ばれるようになったか?」という論題と
いうか、議論の種ということでしかなく。
ともかく。これを描いている最中(*2)、唐突に思い出したのが、小説版
「コロニーの落ちた地で…」でのトリントン基地に関する記述のこと。
発刊された当時、NEWSに“不法投棄(笑)”されたものを一度読んだ
きりなので、“「ええっ? いくらなんでもそれはおかしくねぇ?」と思わず
口をついて出てしまった”という記憶だけが鮮明にあって、何にそんなに
驚いた(というか拒絶反応を示した)のかについてはスッポリ記憶から
抜け落ちていたので、今回ちょっと読み返してみました。
何故か“トリントン基地は一年戦争以前からあの場所に核貯蔵施設
として存在していた”という記憶に置き換わっていて(原因は不明)、今回
それをネタにしようと読み返してもそういう記述は見当たらず、「じゃあ
何に?」とさらに読み進めて、ようやく「これじゃないかなぁ・・・・」という
ものに突き当りました。下巻46ページ、マスター・P・レイヤー中尉の台詞
にある
「連邦軍がまだ核兵器を持っていたとは思いませんでした」
というもの。これがレイヤー中尉の本心で、しかも連邦市民の多くがそう
思っていただろう、なんて記述が後に続いたり。また別ページにもアニタ
軍曹も同様の慨嘆をしていたりします。
いくらなんでもそれはないだろう?と思う訳で。
このセリフが出たのが劇中時刻で0079年の12月24日(以降)で、南極
条約が1月31日とすると、核兵器の使用禁止を決めてから(即時発効
したとしても)まだ11ヶ月ほどしか経ってない訳ですよ。それ以前は、
状況次第ではいつでも使えた状況にあっただろうし、多分に後付け設定
な面があるとはいえ、大戦緒戦ではジオンはコロニーへの直接攻撃や
加減速に、連邦も落下してくるコロニーの阻止・破壊にさんざん使って
いた訳で(まあだから条約で使用禁止にしたんだが)。
あと南極条約自体は、核兵器の使用禁止を取り決めた条約では
あっても核兵器の廃絶を(手順とか期限とか含めて)決めた物ではない
し、まして「核兵器廃絶完了宣言」ではないんですが。
さらに言えば、この条約以後も(膠着状態だとはいえ)戦争は継続して
いる訳で、実際に使用する/しない(=保険として持っておきたいという
思惑がある/ない)に関わらず、一か所に集めて封印しておくぐらいなら
まだしも、核弾頭を解体・無力化する余裕があるとも思えないし。
そう考えると、末端のMS部隊の小隊長とはいえ現役の軍人がそう
思うのは、あまりにも楽観的というか“お花畑(笑)”過ぎやしませんか?
と思う訳ですが。
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*1:波切ホールほかで開催される「DAICON7」であって、だんじり祭りとかではない
ですよ?
*2:新刊原稿用の線画のことなので、今回の件を思い出したのは半月ほど前になる。