本を読み進めていくうちに気付いたのは、ローラリー・サマーは「裸でも生きる」の山口 絵里子さんに似ているなと思った点。ローラリー・サマーも学生の頃は登校拒否児だった。そんな彼女は、ちょっとしたきっかけから高校生になると、男子しかいないレスリング部に入るのだ。(山口 絵里子さんは高校生の時に男子柔道部に入る)
山口さんとローラリーの一番似ているところは、負けず嫌いという点だろう。ローラリーは、自分のことを女性だと区別することのないコーチと男子に交じって、レスリングの練習に励んでいく。その結果女子と対戦すればすべて全勝。そして男性との対戦で初めて勝利することになる。
彼女の理想体重は57キロ。しかし一軍入りの為に体重を50キロに落とさなければいけなくなった。トーナメントに参加する為のウエイトコントロール。ローラリーは体脂肪率が14%だった。トレーナーから生理がとまるかもしれないとアドバイスを受けるが、そのまま練習を続行。結果、生理が止まってしまう。
トーナメント出場の為にあと3キロ痩せなければいけない。ローラリーは過酷なトレーニングをこなし、3キロの減量に成功する。そして、ただ一人の女性選手であり一軍選手として、レスリングの競技大会に出場することが決まったのだ。
その後は・・・
興味がある人は本を読んでください。