睡眠不足が続くと、目が回っていると感じるときがある。
メニエール病が再発したかと心配になる時があるけれど、病院に行くとそこまではいってないことがわかる。
ある病院では、
耳鳴りはどっちの方ですか?と聞かれるけれど、私からすれば頭の中で鳴っていて右でも左でもないので、返答に困ってしまう。
またある病院では、耳鳴りは高音ですか?低音ですか?と聞かれ、これも何と答えていいのか、返答に困ったことがあった。
3年経っても、私の頭の中の音は消えないまま。
最近少しだけ読んだ本の中で、気になったデシベルという単語。
線路の雑音をN(db)とし搬送波の到着レベルをS(db)とすると、S/Nは・・・
このS/Nを保ったまま受話器に信号と雑音が表われる。
S/Nと雑音妨害の程度との関係であるが、この大体の目安はつぎのようである。
ただし、Sは-8dbの場合とする。
S/N=0db以下 雑音に相手の声がかくれて全くわからない。
S/N=5db以下 雑音の中で、何かいっているらしいことだけはわかる。
S/N=10db程度 雑音の中で、相手の声が聞こえる。聞きなれた人の声ならわかるが、
むずかしいことばなど使うとわからない。
S/N=20db程度 雑音がまだ相当残っているという感じ。実用になる。
S/N=30db程度 雑音があるが気にならない。充分な通話ができる。
S/N=40db程度 雑音に気が付かないくらい、優秀な通話。
S/N=50db程度 ほとんど雑音がないといってよい。
つまり、人間の声は勢力にして約30dbの変化をするから、30dbのS/Nがとれていれば通話の了解度が雑音にわざわいされることはないと考えられる。
解説・搬送技術 船山清親著
この本は搬送技術について書かれていて、線路の雑音をN(db)搬送波の到着レベルをS(db)としている。
それを私が勝手に置き換えると、耳鳴り(頭の中の音)のノイズをN、頭の中の電気信号をSとして
S/N=30db程度 耳鳴りがあるが気にならない。不快にならない。充分な脳の活動ができる。
このレベルに持っていくためには、極めて優秀な脳の電気信号が必要で
100年後位には、脳からの電気信号を増幅させる増幅器やスーパーニューロンが開発されているかもしれない。