千葉ジェッツの試合を去年から見ているけれど、けが人の多さで出場している選手達の負担が大きくて、内心ひやひやしていた。
富樫選手が完全にマークされた時は、選手たちが思うように動けなくて点が取れなかった。
司令塔を失ったメンバーは、4人で戦わなければならない。
そんな試合を見た時には、選手一人一人が自分の頭で考え、隙あらばパスせずに自分でシュートを打ちに行けばいいのにと、思ったこともあった。
EASLでは勝ちが続いても、B.LEAGUEでは厳しい試合が続く。
そういった苦しい試合が続く中で、勝ち取った今日の試合。
富樫選手が、過去に打ち出した記録に並ぶ42得点のキャリアハイ。
やっぱりこの人は、バスケットの神様から愛されている。
4ファウルした富樫選手を、ベンチへ下げることを決めた、ジョンパトリックヘッドコーチ。
残り3分で、再度富樫選手を試合に戻すことをきめたジョンパトリックヘッドコーチ。
キャリアハイをさらに更新させるのか?
みんなが富樫選手にボールを集めるのか?
一瞬期待したけれど、そうはならなかった。
富樫選手も再登場したときに、自身の記録更新よりもチームの勝利と次の試合への展望を考えていた。
ボールを他の選手に回す富樫選手。
他の選手たちも、次々とシュートを決めていく。
そして・・・
冷静にレイアップを決めて、42点の得点を決めた富樫選手。
富樫推しの私はさらなる得点を期待したけれど・・・
選手交代。
ジョンパトリック個人としては、記録更新させたかったのかもしれないけれど、
ヘッドコーチとしては、チームの今後の試合を考えて最後は若手を投入。
完全に勝ちが確定しないと、若手を投入しないヘッドコーチ。
若手はその期待に応えて点をとる。
前はそれぞれの選手の才能が、バラバラでまとまっていない感じだったけれど、
今日の試合はそれぞれのいい所が随所に見られた。
これから先、上位チームとの対戦でもそれぞれの持ち味を生かして戦うことができるか?
みんなを引っ張っていくキャプテンの役割。
千葉ジェッツの試合をみていると勉強になるし、ファンの一人としてはチームの勝利と富樫選手の次なる記録を楽しみにしている。
3月の試合が楽しみ。