津の字

前にもブログに書いたことがありましたが、〇津子（kikiの名）

名前の言われを母から聞いてから、「津」の字はkikiにとって特別な字です

満蒙青年開拓団として、満州に行った父

看護師になるんだと単身１５歳で中国に渡った母

戦後、中国の解放戦争に巻き込まれ、八路軍に接収され、互いに、大津〇〇　　高津☆☆　　と偽名を使って

戦火を潜り抜けた

結婚して、兄が生まれ、私が生まれ、私が３か月の時に日本に帰って来た

その私の名前に、二人の偶然の一致、「津」をつけたのだと

私たちの世代からするとドラマのような・・・・想像の範ちゅうにない話し

父も母も苦労をしたのだろうなぁと思う

そんな話を聞いてから「津」の字が私にとって、特別な字になったのです

前置きが長くなりましたが・・・・ここからが本題です

 

前回のゆびぬきカフェの時に

今年の干支「龍」の文字を、すごくきれいにゆびぬきに作って来たＷさん

「あら～、いいなぁ、ねぇねぇ、今度「津」の字作って！」と遠慮なく頼んだkiki

 

Ｗさんから、今日いただきました　↑　ありがとう！感激です！

どうです～！！　すごいでしょ！　とってもきれいな「津」です

 

以前、ひよこさんにもお願いして、織りで作ってもらった「津」の額です

kikiのモノ作りは、小学校と中学校の家庭科クラブの延長みたいなものなのですが

長く作り続けていると、春うらら、４人展のように

人様に見ていただいたり、買っていただく機会が与えられることがあります

そんな時に必要なのが、モノを作る人としての名、工房名です

ずっと考えて来ました

アトリエ〇〇・・・・・

工房〇〇・・・・

〇〇庵・・・・

自分としては、そんなこ洒落た名前はこっぱずかしい（恥ずかしいという意味です）ので

作業部屋でいいのですが、、、、、世間に向けてはそうもいかないよなぁ

なんとか「津」の字を使ったいい名前はないかなぁ・・・・・・・と未だ悩んでいます　(-"-)

 

田舎料理の〇兆

日本料理の吉兆ならぬ・・・・・・（先日、吉兆の入っているホテルに行ったばかりなので）

田舎料理のkiki兆（オヤジギャグです）

お料理を作りながら、今日のブログのお題はこれにしようと（笑）

卯辰ちゃんからもらった、葱を焼いて酢味噌で

　

↑　とんとんおかあちゃんからのいただき物、野沢菜の炒め煮　　　　　　↑　浸し豆

先日、chacha家でいただいて、美味しくてレシピを教わった漬物

韓流ドラマに良く出てくる、トッポッキ

今日は滑らかに上手に蒸し上がった、大丼ぶりの茶わん蒸し

chachaさんの岩手土産のせんべい汁を鍋にしました

豆腐ハンバーグ　葱、ほうれん草

フルーツ寄せ

 

今日は、結先生とライスさんがゆびぬきカフェに来てくださいました

夕飯をkiki家で食べていただいたメニューです

まぁ、ワイワイガヤガヤとかしましい女4人

良くしゃべり、良く食べ、

ご飯が入りません、もうお腹いっぱいで

そっくり残った、雑穀入りご飯　↓

　

わが家の男どもは雑穀の入ったご飯を食べませんので

きっちり80グラムに計って、ラップで包み、冷凍保存　

３合炊いて、１４個出来ました～

 

今日のカフェでは

グラデーションにしたいのですが、どんな色が・・・・・と聞く生徒さんがいらして

先生が、今ある在庫糸の中から数種選び出し見本に見せてくださいました

明度、彩度、色調・・・・・・色についてお話をしてくださいます

ほぉら！このかわいい箱の色だって、こんな風にゆびぬきに使えるわよ～と

「みなさんは、自分には色のセンスがないとか言うけど

それは違う色が入った時に、自分が落ち着かないだけ

好きな色を組み合わせればいいのよ」と

「私ははっきりした色を入れたいの」と先生

「私は黒が好きで良く黒を使う」とライスさん

「私は、うすぼんやりとした色合わせが好きで」とkiki

結先生のお話を聞いていると、水彩画の山下先生のおっしゃることと同じだなぁと

kiki自身も、自分の選ぶ色にセンス無いなぁ・・・・・と思うことしばし・・・・・

でも思い返してみたら、結先生のおっしゃる通りで

考えすぎてか、狙いすぎてか

自分の本来好きではない組み合わせになって、作った自分が落ち着かない

「もっと派手な色にしたら～」と時々人に言われるけど

無理にそういうものを作ろうとして、えらくセンスの悪いモノが出来ちゃったことが何度かある

そうなんだ、kikiはkikiらしく、kikiの好きな彩度抑え目のうすぼんやりした色選びでいいんだ

そんな風に思った、今日のゆびぬきカフェでした

　←　ライスさん作

kikiはこんな風な色目が大好きです！