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皆さんこんにちは!
え~と、早速ですが、参りましょう!(笑)
今回の穴も”沼津技研”関連なのですが、廃道マニアの間でも有名でして、簡単に説明しますと、明治時代、山の両側から石を切り出していたところ、穴が結合したので、現場責任者さんが、せっかくなので村道として活用する事を思いつき、隧道登録されて、村の人々が沼津市多比と伊豆の国市北江間を行き来していたそうなのです。隧道だったと言う訳です。
そしてその後、新道が出来、廃道となり、戦時中には沼津技研多比地下工場の一部に上げられたり、再び採石が行われる等し、開削され、隧道とは言えない程変形してしまったと言う様な歴史があるそうです。
隧道・道としての経緯は、廃道系のサイトさんが詳細な調査を行っていますので、そちらを検索して見て頂く事として、今回もあくまで沼津技研として観て行きます。
ここも米軍の接収資料に地下壕として載っている様です。
それでは出発します!
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長閑な集落内の小道を行くのですが、目的地まで坂が結構続くので、息が上がります。(笑)
集落を歩いていると、石垣や民家の土台に伊豆石が使われているのを見かけます、やっぱ本場だなと実感します。(笑)
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奥へ入って来ると、石を積み上げて作った道になります。
藻や雑草がびっしり生え、美しい緑の道になっています。
穴が近い事を予感させます。
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到着しました。
斜面から土や石が落ちて来ていて、穴が埋もれ気味です。
左下に墓石の様な長方形の石が唐黷トいますが、特に文字の様なものは見受けられません。
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では皆さん入ってみます。
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右上の斜面から大分土が落ちて来ています。
石積みも崩れています。
ここもいずれ埋もれてしまうのでしょう。
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入ると直ぐに何か立っています。
いきなり殉職者の供養塔ですか!?
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皆興味深々で見ています。
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相当古い感じの文字が彫られています。
ここが隧道だった時の竣工記念碑の様な物だそうです”山田氏のトンネル”で、静岡県内最古になるそうです!
でも開削されちゃったし、廃道なので、正規のトンネルとはならないから、最古に認定されないのかな?
現在の国道、村内を通る旧道、そして当該隧道、更に切り通しの峠道が在るそうです。
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イイ感じのお風呂がありました。
帰りに皆で入りますか?
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