廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

壕(中規模)2

2016-04-15 23:17:00 | 廃墟B
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 風呂場の傍に伊豆石蟹(穴に時々いるので勝手に付けた。)がいる。

 夏場にこの地区に来ると山道や道路で見かけます。

 多比の海岸にいる蟹にそっくりなので、地元の人に聴いたら、やっぱり元々海の蟹で、徐々に山へ上がって来て、沢蟹になったんだと言ってました。




 急に皆驚いた様子で、何!?何!?何!?と、ある場所を見つめ、フリーズしています。




 骨です。




 ここに何かの遺体があったのでしょう、綺麗に白骨化しています。

 そばにさっきの蟹がいたので、餌として群がって食べたのかもしれません、ゲジゲジや蝙蝠も居ますし。。

 気を取り直して、探索を続けましょう。




 ガラクタが散乱しています。

 右奥がメイン坑道です、真っ暗闇です。




 手前左側が部屋になっている様なので、探索してみます。

 入口に板が打ってあったのですね、剥がされています。




 道具類が大量に放置されています!




 どうやら、最近、採石をした様ですね。




 道具がまだ新しいです。




 新しいと言っても昭和期なのでしょうが、この様に再び採石が入る石丁場もあるので、穴の形状が多少なりとも変化しているでしょう。




 天井に蛍光灯が設置されています。
 相当年月が経っている様です。

 これを観た感じでは、最後の採石作業は20年位前だったのではないかと思われます。

 さて
 近隣住人の人に当該穴が戦時中、軍の施設として使われたのかどうか聴いてみたところ
 女性75才位「軍が倉庫程度に使ったとか言う噂は聞いたことあるけど、昔の事だから、実際のところは分からないねえ。テレビ番組も取材に来たんだけど、昔その石切場の穴をトンネルにして、住民がここと長岡を行き来していたとか言ってた。それはあったと思うけど、軍が使ったと言う話しは出て来なかったねえ。戦争のことならもっと90才位の人に聞かないと分からないよ~。」とのことでした。

 確かに昔の事なので、90才代に聴かないと70才程度では若過ぎて無理です。(笑)
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