ここは、水産会社が所有していた漁師達が住むアパートだったが、昔に比べ水揚げ量減、原油の高騰等で、採算が合わなくなり、出港数も減り、漁師もそれ程いらなくなった、したがってこのアパートにも住む者が居なくなり、長年放置され廃墟の様になっている。
現在では、時々地元の住人が、引っ越し等の関係で、数日間借りる事はあるが、廃墟の様になっている。
電気ガス水道は通っていない。管理者である班長さんからの話である。
それでは行ってみよう。
外観の寂れ具合がなかなかのものなので、一周して観てみよう。
手前のススキ、錆びた柵、そして周りを這い回る蔓
窓の向こう側には、どんな物が住んでいるのだろう、と想像するのも冒検心を擽る。
建物の横へ回ると、壁面一杯に蔓が這っていた。
「ズ、ズズ、ズズズ」血管の様に這い回る。
「メキメキ、ズルル、カーンッ、パンッ、メキ、シュルルルー!」
「シュルルルルルーーーー!」
こんな事を想像したらピッタリだった。
桜の木が植えてあり、桜が咲いていた。
一時心が和んだ。
反対側もご覧のとうり。
さて、いよいよ中を探検してみよう。
続く>>
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