は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

酒蔵散歩

2022年10月09日 | weblog

ああ、もう10月に(涙)
仕事は忙しいし、せっかくの連休は天気が悪いし。
今月もレジャーの予定が立たず、半ば諦めムードです。

今年は、東広島市西条の酒まつりが3年ぶりのリアル開催。
ちょうど初日に西条の母宅へ行き、周辺道路の大渋滞に巻き込まれてきました。
母の用事がなければ、今年こそ行ってみようと思っていたのですが、残念です。

母が西条の中心部に引っ越したのは10年前。
西条駅から徒歩圏内なので、酒蔵通りには何度も行ったことがあります。
でも、酒まつりには一度も行ったことがありません。
酒蔵通りも建物の中に入ったことはなく、いつも外観を見るばかり。
行くのは決まって年末年始の早朝だから、どこもお休みなんですよね。
それでふと思い立ち、酒まつりとは別の日に、初めてちゃんと観光してきました(笑)

Z

そうそう、こういうのを見ながらね^^
酒蔵通りは、西条駅を出てすぐという観光客にやさしい立地。
ただ、生活道路なので交通量が多くてけっこう危険です。
風情を感じながらそぞろ歩くという感じにはなりません。

国道375号線からの抜け道になっているのかな?
道路幅が狭いので、対向車がいる時は若干歩道にはみ出します。
建物を撮るときは気を付けてください。

西条本町歴史広場にある郵便ポスト。
東広島市のマスコットキャラクターとして誕生した「のん太」のイラストが可愛いです。
絵柄は1990年に誕生した頃から変わっていませんが、着ぐるみは激変しました。
「ゆるキャラ」ではなく「ご当地キャラ」で画像検索で探してみてください。
後者は差し替えを要請した方がいいと思います(笑)

白牡丹酒造さんは、県内で最も古い歴史を持っている酒蔵。

酒蔵によっては、仕込みに使われる水が飲めるようになっています。
龍王山の伏流水がこの界隈の岩盤まで流れ着き、鉄分が少なくミネラルを含んだ水になるそうです。

いつも、建物の前を通りすぎるだけだった西條鶴酒造さん。

初めて中に入りました!

この界隈の酒蔵は、経産省の「近代化産業遺産」になっているんですね。
瀬戸内海沿岸の気候風土に育まれた製塩業・醸造業の近代化の歩みを物語る近代化産業遺産群。
長くてとても覚えられそうにありませんが、ロマンを感じるストーリーです(笑)

亀齢酒造さんも、入るのは初めて。

こちらは、広島では珍しい辛口のお酒を造っています。
お酒の他にも色々なオリジナルグッズを販売しているようです。

観光案内書やカフェがある「くぐり門」。
さきほどの、酒蔵の仕込み水で淹れたコーヒーがいただけるようです。
ここで一休みして行けば良かったなー。

酒蔵通りの端にあるオシャレな洋館は「酒泉館」。
賀茂泉酒造さんの施設で、図書館があったり、カフェでお酒の有料試飲ができます。

福美人酒造さんに向かって歩いていて見つけたお寺。
建物の間にスロープ状の参道?があり、気になって立ち寄ってみると・・・

見事な枯山水庭園が!
勝手に入って見ていいのかなー、と不安になるくらい良くできていました。

最後はここ、賀茂鶴酒造さん。
何度も水を汲みに来たことはあるのですが、他の酒蔵同様に入るのはこれが初めて。

中は展示施設になっているんですねー。

映像コーナーの椅子は、樽を切って作ったものみたい。

フォトスポット。
暗くて分かりにくいですが、大きなタンクの上に立って写真が撮れます。

酒造りについてのパネル展示や、模型での展示もありました。

展示ケースにぎっしりと並べられた、大吟醸ゴールド賀茂鶴。
オバマ大統領が来日した際、安倍総理と銀座での会食で飲んだお酒ですね。
飲んだことがあるかどうかは分かりませんが、価格はリーズナブル。
桜の花びらの形をした金箔が入っていて、祝いの席にはピッタリです。

こんな感じで1時間ほど歩き回り、お昼ご飯が食べれるお店を求めて駅方面へ。
酒蔵横丁に行ってみるも、営業している店がなくて残念。
近くに「くろんぼ屋」という人気の洋食店もありましたが、当然ながら大行列。
結局、この日は昼食にありつけないまま母宅へ行きましたとさ(涙)

以上、イベントのない土曜日の酒蔵通りの様子でした。
こうして西条に足を運ぶのも、母が西条で元気に暮らしている間かなぁ。
そんなふうに考えると、ちょっと寂しい気持ちになってしまいます。

来年は母宅に車を停めて、一泊して酒まつりに行ってみよう。
その前に年末年始がやってくるな、きっとすぐだな、早いなぁ。。。

コメント    この記事についてブログを書く
« 色々食べたい 〜豊平・Dude | トップ | リクライニング・グリーン車編 »

コメントを投稿