最近のニュースから。
『国土交通省は4日、2005年度の自動車のリコール届け出が309件、対象台数が約566万台で、ともに過去2番目だったと発表した。
メーカー別では、三菱ふそうが57件、約65万台でトップ。コマツ18件、スズキといすゞ自動車が16件、トヨタ自動車が14件の順。
トヨタ自動車は4日、動力伝達装置に不具合があったなどとして、四輪駆動車「グランビア」「ハイエースレジアス」など10車種、計約7万6000台(1995年9月-昨年10月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
前輪に駆動力を伝える装置の接続部分の耐熱性が不足しているため、最悪の場合は破損し走行できなくなるなどの欠陥という。
リコール対象には、救急車約3000台が含まれている。救急車は、制動力を強める装置にも不具合があるという。』
三菱ふそう自動車の不具合が発覚してから、各社のリコールが続発しています。トヨタ自動車なんて、営業の人が自信をもって「うちの車は絶対にリコールなんてありませんから」と言っていたのに、その2ヶ月後には多くの車種でリコールとなりました。
つまり、今までリコールで対応すべき問題が、「点検整備キャンペーン」などで誤魔化されてきたのだろうし、またその不具合で事故が起こっても見過ごされてきた事実があったのでしょう。
しかし、救急車がリコールって、大丈夫でしょうか?