8月6日という広島にとって忘れることの出来ない日を前に、朝日新聞にこんな記事が載っていました。
「原爆ドームは誇り」は不適切 広島電鉄、抗議受け撤去」
広島市内などで路面電車を走らせている広島電鉄(本社・広島市)が、世界遺産に登録されている原爆ドーム(広島市)を「広島が誇る」と表現した写真入りの沿線案内を電車内に掲示し、利用者からの抗議で撤去していたことがわかった。同社は「原爆ドームが被爆の惨禍を世界に伝え、平和を訴えているのは誇りという趣旨だったが、誤解を招く不適切な表現だった」と釈明している。
時が流れるとは、こういうことなのでしょうか。広島という戦争に身近な土地でさえ、こういうことがあるのです。世論の中心が戦争を知らない世代となり、もしかしたら誤った解釈で戦争を捉えるようになってきているのかもしれません。歴史が繰り返すことの無いよう、きちんと伝わってほしいと願います。