8月30日。この日だけは沖縄を訪れようと決めていました。
何が出来るわけでもなく、ただ遺影の前で手を合わせ、時間を過ごせたら・・・と思っていました。その行為にどれほどの意味があり、他のことを犠牲にしてまで行なう価値があるのかと問われたとしたら、きっと『今の僕には必要な時間であり、必要な行動だ。』と答えるでしょう。
将来の自分がどのように考え、どのように行動しているか、それは分かりません。
ただ、現在の僕には間違いなく、この日に沖縄にいることは必要でした。
もっと涙を流し、悲しみで押しつぶされそうになるのかなぁと思っていましたが、一緒に行ってくれた人や家族の方のおかげで、笑顔でお骨に語りかけることが出来ました。
それで良かったのだと思います。