浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

本屋大賞

2009年04月01日 | 因島

世間知らずの僕は、『本屋大賞』なる賞の存在すら知りませんでした。

そんな僕がその存在を知ったのは、消防団の集まりで行った居酒屋でした。そこには湊かなえさんの『告白』という本が置いてあり、どうやら本屋大賞の最終ノミネート10作品の中に選ばれていることと、湊かなえさんが因島出身であることが書かれた記事が貼ってありました。

しかも彼女は僕の2つ上の学年で小・中・高校の先輩ではないですか。いや、別に知り合いではなく、全く面識は無いのですが・・・。

帰ってから「本屋大賞」を検索してみると、なかなか素晴らしい賞のようです。本屋で働く書店員が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票するそうです。本を売るプロが売りたいと思う作品ですから、これは素晴らしい評価だと思います。

尚、過去には佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」、リリー・フランキーさんの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、小川洋子さんの「博士の愛した数式」や横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」など、映画化やドラマ化された作品が沢山ノミネートされていました。

先日は、地元の同級生たちが「出版記念パーティー」を開いたという記事が読売新聞に載っていたそうです。

因島のような田舎でこんな話題があると嬉しくなります。


猪突猛進

2009年04月01日 | 日常

誰にだって、勘違いはあります。僕自身も何度恥ずかしい思いをしてきたことか、数え切れません。

これは僕自身の勘違いではありませんが、時々思い出してしまうエピソードです。

僕 「昔、うちの母親の実家で牛を飼っていたことがあるんですよ。僕は小さかったから、あまり覚えていないんですけどね。」

知人 「牛って、あの闘牛とかの牛?」

僕 「いやいや、畑仕事を手伝ったり、牛乳を搾ったりしていたみたいで、大人しかったらしいですよ。」

知人 「そうなんだ。でも牛って、怒り出すと手が付けられないらしいね。闘牛とかも見境がないらしいからねぇ。だって、猪突猛進っていうもんねぇ。」

僕 「えっ?猪突猛進って、イノシシのことじゃないんですか?」

知人 「何言ってるの!モウ進って、『牛が進む』と書くじゃんか。」

国語辞典より

猪突猛進『周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。』