浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

卯の島

2010年12月31日 | 日常

寅が去り、卯を迎えようとしています。

因島に住んでいて、ウサギといえば真っ先に思いつくのが、同じ瀬戸内海に浮かぶ大久野島です。

かつては「地図から消された島」であり、戦争がどれだけ人を愚かにするかということをを歴史に刻む島ですが、現在は「うさぎの島」として有名になっています。

この島には民家は無く、住んでいる人はいません。但し、休暇村として宿泊施設があり、年間で10万人近くの人が訪れているそうです。キャンプや海水浴、テニスなどを楽しむことも出来て、またうさぎとの触れ合いを楽しむことが出来るので、ゆっくりとした時間を過ごしたい人にはお勧めです。

行ってみようかなぁと思っている人は「大久野島」(←ここをクリックでも可)で検索して見てください。ただ、島内への車の乗り入れは禁止されていますし、犬も連れて行くことは出来ません。荷物は最小限にとどめた方が良いでしょう。

僕は高校生の頃に遠足で訪れたことがありますが、あまりのうさぎの羽数に吃驚したこととベンチや芝生の上で座って休もうと思ったら、うさぎの糞だらけで座ることが出来なかった記憶があります。椅子かビニールシートがあると良いでしょう。

さて、この大久野島のように辛い歴史の後に幸せが訪れるような2011年にしたいものです。