些か機を逸してしまいましたが、4月27日は『哲学の日』だったようです。
かの有名な哲学者であるソクラテスが死刑により亡くなった日に因んで決められたそうです。
ソクラテスの残した有名な言葉である『悪法もまた法なり』は、この死刑に向かう際の言葉だったとか。
また『無知の知(無知を自覚すること)』を説くという意味では哲学者というよりも求道者に近かったのかもしれません。
しかし、そんな彼も一人の人間だったらしく、ユーモアのある言葉を残しています。
『ともかく結婚しなさい。良妻を得れば幸せになれる。たとえ悪妻を得たとしても哲学者になれるだろう。』
哲学者であり、求道者であった彼が得た悟りの境地なのでしょう。