浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

旅立ちの時

2015年03月14日 | 日常
息子の卒業証書授与式が行われました。
様々な学校行事に出席してきましたが、今日が最後となりました。

保護者の顔触れを見て、普段は見なかった人たちもいたりして、改めて大きな節目であることを感じました。

卒業生39名の多くは小学校の頃から6年間を一緒に過ごしてきました。
なかには保育所の頃から10年以上同じ時間を過ごしてきた仲間もいます。

息子は進学のため、4月から因島を離れて過ごすことになります。
僕を含めて、今まで一緒に過ごしてきた人たちと違う場所で生活することになるのです。

正直なところ、息子と離れて暮らすことに実感がありません。
実感が無いので、周りから「淋しくなるね」と言われても、まだ淋しさを感じることが出来ていません。

15年以上、ずっと一緒に暮らせて幸せな時間を過ごしてきたので、きっと居なくなったら淋しくなるのでしょうが…。

ただ、息子への愛情も大切な存在であることも変わることのない事実であり、親子で育んできた絆も失われるものではないので、大丈夫なのかなとも考えています。

同じ太陽に照らされ、同じ月を見上げて、同じ空に見守られているわけですからね。

旅立ちの時、息子の歩んで行く姿を見守ってやりたいと思います。