浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

エンジェルボール(続)

2015年06月15日 | 因島


因島出身の主人公がプロ野球を舞台に活躍する小説「エンジェルボール」の続刊が出ていました。

今回の4巻をもって完結となるわけで、当然ながら様々な謎が解けていきます。

小説の中では、エンジェルボールの存在に対する主人公(筆者)の葛藤と向き合い方、人を愛すること、幸せとは何かといった事が描かれています。

僕自身、「人を幸せにする」ことについて考えさせられました。

小説に出てくる因島はフィクションなので、自転車で行けて、ブランコがあって、さらにしまなみ海道を見下ろせる公園は存在しないし、小学校の隣に市営球場もありません。
だから、それらを観たくて観光に訪れてもがっかりするかもしれません。

でも三原行きのフェリーが出る重井西港は存在するし、外から来た人を受け入れようとする人たちもそこにはいます。

人に出会う旅を考えるなら、一度因島に来られるのも良いと思います。