今日から約1ヶ月半の間、日本のプロ野球歴史上初めての交流戦が行なわれます。野球ファンならずとも、ちょっと気になります。
広島もパリーグ6チームと各6試合(ホーム3試合、ビジター3試合)の36試合を行ないます。広島が日本シリーズに出ることはまず有り得ないから、こうでもしないとパリーグのチームと試合する機会はないでしょう。(オープン戦は除いて)
僕が注目しているのはソフトバンク戦。西日本シリーズとなるこの交流戦は、広島に住む僕にとっては夢の対決なのです。現在でこそソフトバンクは常勝チームのイメージがありますが、僕が大学に通っていた頃(10年ほど前)には何年もBクラスに居続ける弱小チームだったように記憶しています。そして広島は入れ替わるようにして弱くなっていき、魅力に欠けるチームとなったのです。つまり、僕の中ではソフトバンクと広島が同時期に強かったことはなく、日本シリーズで対戦することなど夢のまた夢なのです。
ボロボロになるもよし、接戦を取りこぼすもよし、勝つことは期待していないので、楽しませてくれ。
そういえば、交流戦で勝率1位のチームにスポンサーから5000万円が贈られるらしい。でも雨で順延されてしまったらどうなるんだろう?
しかし、現在のホークスはといえば、和田や三瀬、など中国地方に密接に関わる選手達の活躍がチームを支えています。もちろんカープも少し前なら金本、今では新井など地元出身者がいないわけではないけれど、いわゆるスカウティングという点においては、随分と取りこぼしがあるように思えてなりません。資金力のないほとんどのプロ野球チームが勝ち残るためには、とにかく地元にへばりつき、情報網を含めたスカウティング能力を研ぎ澄ませるしかないのです。
この度の交流戦を機に、今一度フランチャイズという要素が、プロ野球全体にたっぷりと注入されることを個人的には強く期待しています。
たしかに九州出身者がホークスを選んでいるため、カープに人材が集まらなくなっているのかもしれません。新垣みたいに地元の球団に入団したいからといって他の球団の誘いを断るような選手はカープにいないように思います。
地元出身の二岡(巨人)や福原(阪神)が他チームで活躍しているのを観ると、選手が来たいと思う魅力的な球団では無いのかなぁと思ってしまいます。
地域密着の球団として頑張ってほしいです。