小学生や中学生の頃の大きなイベントとして、クラス替えがありました。僕たちの通った小中学校は一学年が約150人くらいで、それを4クラス(一クラス37~38人)に分けていました。
春休みが終わって、学校に行くと教室の前に名簿が貼ってあり、それを見て教室に入っていたことを覚えています。この振り分けで一年間の過ごし方が変わってくるのですから、とても大切です。
僕は小学校の頃は比較的、一緒に遊ぶ友人と同じクラスになれたように思います。とても楽しい時間を過ごせました。
しかし中学生になると、あまり一緒に遊べる友人と同じクラスになった覚えがないのです。それこそ一緒にサッカーをしていた仲間とは同じクラスになった記憶がありません。だから、クラスでの思い出というのが、印象に残っていないのです。
息子は今から4月に行なわれるクラス替えを楽しみにしています。それこそ一緒に遊ぶ友達の名前を挙げながら、一緒のクラスになりたいと願っています。さて、楽しい学校生活になるように彼の願いが叶うクラス替えだったら良いですけどねぇ・・・。
毎年のことながら、この時期は旅立ちの季節となります。僕がサッカーの指導で関わっている中学3年生の選手たちも進路が決まり、三送会を開くことになりました。
この学年は5人と人数が少なく、試合に出場するにも過半数が下の学年の選手が入るため、なかなか試合に勝つことは出来ませんでした。悔しい思いを繰り返してきた学年とも言えます。
ただ彼らはそれを言い訳にすることはなく、自分たちが力を付ければ勝てるチームに成長すると信じて努力してきた選手たちでもあります。
結局、チームとしては結果を残すことが出来ませんでしたが、サッカーに真剣に取り組む姿は評価され、それぞれが自分の考える環境でサッカーを続けることが出来るようになりました。これは僕たちスタッフが「個を高める」ことを目標に指導していることが評価されたようにも思え、嬉しい限りです。もちろん僕たちがしたことなんてわずかで、多くはそれぞれの選手の努力なんですが・・・。
これから違う環境でサッカーを続ける彼らには、支えてくれている親や仲間に感謝することを忘れないで欲しいと思います。僕も彼らと出会え、一緒に過ごすことが出来たことに感謝しています。
サンフレッチェ広島対鹿島アントラーズで行なわれたゼロックススーパーカップですが、かなり荒れた試合になったようです。結局、PK戦の末、サンフレッチェが初優勝を飾ったのですが、退場者3名、イエローカード11枚という大変な状況になりました。
僕はリアルタイムで観ることが出来なかったので、新聞やニュースなどの報道で知った後に見直してみました。
正直な感想を書くと、僕がサンフレッチェサポーターということを除いて考えても、判定に間違いは殆ど無いと思います。GKが持っているボールを奪おうとする行為は、どんな状況であれ反スポーツ行為としてイエローカードが出されて当然ですし、PK戦のやり直しも明らかにGKが早く前に出ています。まあ久保選手がもらった試合中のPKは反則を犯した選手を間違えていたみたいですけどね。
もちろん審判はカードを出すことが仕事ではなく、試合をコントロールすることが仕事ですからね。そういう意味では十分な役割が果たせたとは言えないかもしれません。
でも敢えて苦言を言わせて貰うならば、選手やサポーターがルールをきちんと理解していないことも荒れた原因だと思います。質の高い審判を育てるのは、質の高い選手とサポーターなのですから、全てを審判のせいにするのは間違っていますよ。
中学生と一緒に大阪遠征に行ってきました。小さな招待試合ですが、縁があって昨年からお世話になっています。
僕は今回が初めての参加で、道も分からず、場所も分からない状態でしたが、バスの運転をして下さった保護者の方がきちんと試合会場にもホテルにも送ってくれました。
会場が岸和田高校だったのですが、本当に岸和田城の隣で驚きました。岸和田城がどんな歴史があるのかなんて知識はありませんが、あのお城の石垣というのは何度見ても凄いなあと感心します。
試合の結果は満足のいくものではありませんでしたが、現状を考えれば及第点ですし、生活面やチームワーク面での成長がこの遠征での目的でもあったので、成果があったのではないかと思われます。
僕はバス酔いで辛かったですけどね・・・。