誰にだって、勘違いはあります。僕自身も何度恥ずかしい思いをしてきたことか、数え切れません。
これは僕自身の勘違いではありませんが、時々思い出してしまうエピソードです。
僕 「昔、うちの母親の実家で牛を飼っていたことがあるんですよ。僕は小さかったから、あまり覚えていないんですけどね。」
知人 「牛って、あの闘牛とかの牛?」
僕 「いやいや、畑仕事を手伝ったり、牛乳を搾ったりしていたみたいで、大人しかったらしいですよ。」
知人 「そうなんだ。でも牛って、怒り出すと手が付けられないらしいね。闘牛とかも見境がないらしいからねぇ。だって、猪突猛進っていうもんねぇ。」
僕 「えっ?猪突猛進って、イノシシのことじゃないんですか?」
知人 「何言ってるの!モウ進って、『牛が進む』と書くじゃんか。」
国語辞典より
猪突猛進『周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。』