思い出の太原

中国太原で爆発事件があったらしい。

かなり昔息子と中国旅行をしたとき、上海から西安に向かう飛行機が西安が大雨のため

ここに着陸した。

はじめ何のことか分からずとにかく降ろされて待合室に向かう。

ところが北京からの飛行機なども次々とここに集まってきてごった返す状況になった。

何時間も待たされて夕方になりどうしたものか途方にくれているとフランス人のツアーが移動を

始めた。

飛行場の係りのところへいって交渉しようと思ってもこちらは中国語が分からないし

相手は日本語も英語も分からないので手の打ちようがない。

すると息子があふれるばかりの人の中から日本語の分かる中国の女性を探しだしてきた。

彼女は日本人の一行を西安から上海に送り、その帰途われわれと同じ飛行機に乗っていた

のだった。

彼女の話では外国人はホテルを斡旋するということで彼女のおかげでホテルのベッドで休むこと

ができた。

翌朝西安に向かいそこで待っていてくれた通訳に案内してもらったが日程が詰まっていてあわた

だしい見学となった。それでも兵馬俑、始皇帝陵などを尋ね、シュウマイは食べることができた

そして北京に着いたときは英語が通じてほっとしたことを思い出している。

その後西安と北京は再訪してゆっくり見学した。