ランチを食べに行ったお寿司屋さんでアルバイトの大学生が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。
彼は昨年から土、日だけこのお寿司屋さんで働いている。
よく動いて働き者に見られたので、昨年彼がいないところで「いまどきよく働く良い学生が見つかったね」
と大将に言ったら渋い顔をするので「だめなの?」と聞くとうなずく。
今日もよく動いているように思われるのだがおかみさんに「先にこれを片付けて」と注意されていた。
人を使うのは難しい。こちらの思うようにはなかなか動いてはくれない。
こうしてほしいのにと思ってもちぐはぐでじれったく思う。
いつも夫は言っていた。「人にものをごとを頼んだら最初にしてほしいことを言って、あとは思い通りにな
らなくても任せないといけない。お前の気に入るようにはできないのだから」
人に頼むことの多い私はどれだけ歯がゆい思いをしたかわからないけれど夫の言うことにも一理
あるので任せた時点で思い通りにはならないと悟ることにしていた。
気になるところだけ後で自分で補えばよいと覚悟を決めて。
この学生もうまく働けるといいのになと思いながらお寿司をつまんだ。
彼は昨年から土、日だけこのお寿司屋さんで働いている。
よく動いて働き者に見られたので、昨年彼がいないところで「いまどきよく働く良い学生が見つかったね」
と大将に言ったら渋い顔をするので「だめなの?」と聞くとうなずく。
今日もよく動いているように思われるのだがおかみさんに「先にこれを片付けて」と注意されていた。
人を使うのは難しい。こちらの思うようにはなかなか動いてはくれない。
こうしてほしいのにと思ってもちぐはぐでじれったく思う。
いつも夫は言っていた。「人にものをごとを頼んだら最初にしてほしいことを言って、あとは思い通りにな
らなくても任せないといけない。お前の気に入るようにはできないのだから」
人に頼むことの多い私はどれだけ歯がゆい思いをしたかわからないけれど夫の言うことにも一理
あるので任せた時点で思い通りにはならないと悟ることにしていた。
気になるところだけ後で自分で補えばよいと覚悟を決めて。
この学生もうまく働けるといいのになと思いながらお寿司をつまんだ。