昨夜「劉邦 上巻」(宮城谷昌光)を読み終えて、今日「中巻」を図書館で借りてきた。
この作家の作品は多分すべて読んでいると思う。これまで読んだ作品の中では知らない
名将が主人公の作品も多くあり「この人いったいどういう人?」と思いながら改めて
中国の歴史の面白さを学んだ気がしたが、今度の作品の主人公劉邦は誰もが知る漢の
皇帝である。項羽とのし烈な戦い。やくざ出身でありながら最高まで上り詰めた人物。
これからが楽しみである。
読書の楽しみは旅の楽しみと同様未知の世界へ誘ってくれることかもしれない。
今までにも「項羽と劉邦」などいろいろ読んできたし、漢文でも読んできたが
この作家が劉邦をどのように描くか、期待して読みたい。