最近は東京上野の国立美術館、都美術館、六本木の国立新美術館ばかりで大原美術館は
遠い過去の思い出の中にしかなかった。
子供が幼稚園の年長の時か小学校の低学年の時に初めて家族で行き、のちに出張の帰りに
立ち寄って以来、昨年岡山に行ったとき「倉敷には長らく来ていないなあ」とふと
思い出した程度であった。
今夜、タモリ氏が大原美術館を知らなかったのにむしろ驚いた。
自前の作品をたくさん所有している大原美術館は東京のように「〇〇展」などをしないので
目立たなくなっているのかもしれない。それで十分なのだけれど。
長い長い行列に並んでやっとお目当ての絵の前に立った頃にはすっかり疲れはてている。
ゆったり味わうのとは程遠い。
倉敷にもう一度行ってみたくなった。