「国家の品格」(藤原正彦)が出たのは2005年である。
当時大変評判になりわたくしも購入して読んだ。
その後この本の人気に便乗して「~~の品格」本が次々と出たらしいが読んでいない。
その中に「政治家の品格」とか「議員の品格」というものはなかったのだろうか?
今回の自民党国会議員の秘書に対する罵詈雑言をテレビで見てふとそう思った。
「兵庫県議の号泣会見と同じくらいのインパクト!」と書いている記事を読み、
あの事件はまだ忘れられていないのかと少し気の毒にも思う。
「魔の2回生」というらしいけれど、わたくしは不倫や浮気で離党したという議員さん
のことは「あら、そう?また?」程度にしか感じない。これは一種の癖で大勢の中には
そんな人もいるでしょうよと。(あまり格好のいいことではないとは思う)
でも今回の秘書に対する品格のなさには心底たまげた。矜持や理性というものがないのか。
キラキラ輝く経歴の主である。
入院中らしいけれど家庭では夫や子供に対して外顔と内顔のどっちの顔を使っている
のかなぁ。