今夜は十三夜だというので外を見てみると、薄い雲ごしに月が見られた。
昔から月は和歌にも詠まれ親しまれてきた。
満ち欠けするところが人の心を動かすのだろうか。
十五夜の次に美しと言われる十三夜の月。確か今日は栗名月。
16日の月は十六夜(いざよい)、17日は立ち待ちの月、
18日居待ち、19日寝待ちの月、、…そして有明の月と
詠われる。
近頃月を眺めることなどほとんどないけれど、こうして月は
詩心をそそってきた。
スマホばかり覗いている現代人にとって月は関心がない。
でも月へ行く計画も着々と進んでいるらしい。
月の土地を買った人がいるようだけれど、月からの映像を
見ちゃったので、住みたくはないなあ。