NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

猫の口内炎・歯肉炎

2012年04月13日 14時44分53秒 | Weblog
口内炎・歯肉炎に関して
たくさんのご質問などを頂きました
アドレスが記載させている場合は
返信しているのですが
エラーになってしまう事が多々あり
返信する事が出来ません
直接、下記のアドレスに頂けると返信できます

qqy22bpy9@lake.ocn.ne.jp

HPのメール機能からでも大丈夫です


ラテの口内炎

野良猫さんの口内炎は
多少の痛みが治まると食べたり
また痛みがあっても
「生きる」と言う力が強い事が解ります

しかし
長年、食べ物に不自由しないで
可愛がられてきた飼い猫さんは
多少の痛みも「食べない」
と言う非常にやっかいな状態になります

今回のラテ君の場合もそんな1匹です
一度ステロイド注射をしました
その後、プレドニンだと芳しくなく
さらに強いステロイドを1週間使用
そして間を空けています
落ち着くと1日置きに投与します
口の中は歯肉炎で赤くなっています

同じステロイド剤は長期に使用しないで
間隔を空けたり
別のステロイドにしたりと
同じ薬を使用しないようにしています


タロウ君の口内炎

タロウ君は白血病の為
食べない日があると最悪です
肝臓・腎臓とも少しずつ悪くなっているからです
その為に隔日にプレドニンを投与

トー君の口内炎

トー君の場合は命が幾ばくも無い為
毎日のステロイド投与
効かなくなる事など関係なく
生きている限りステロイドを使用し
少しでも辛い思いをしないように専念

それぞれの寿命
それぞれの内臓検査結果などを元に
獣医さんの指示により
投与間隔やステロイド剤を使い分けます
その為にも腎臓・肝臓検査は必須です

愛しい飼い猫さんが食べられない
そんな事態に陥った時
どうしても日々使いたくなるステロイド
出来る事なら
種類を変えて別の方法を試しながら
食べて貰う事を獣医さんとご相談しながら
口内炎と戦って頂きたいです

さらに猫も寿命・性格・体質など
どの治療法が正しいとの結果は
今のところないようです
やってみなければわからない事
シェルター猫のたくさんの口内炎で経験してみて
どの子も同じではない事
夜になるとそれぞれの猫たちの
1日1回の薬を作ります
口内炎であっても
それぞれ薬の飲ませ方も違い
粉末にしたり、練ったり、混ぜ物を入れたりと
1匹、1匹に合わせた投薬をします
そうする事で少しでも
投薬と言うストレスを与えないように
出来る限り穏やかに
出来る限り痛みのない
そんな生活で天寿を全うさせて上げたい
そんな一心の思いで投薬しています