NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

肛門のう炎、そしてペットレス症候群

2019年11月12日 16時37分21秒 | Weblog
11/10 秩父市 有志の方様 提供品

たくさんのタオル、手ぬぐいのカット

すぐ使わせて頂きました。

その中に私の為にお菓子が入っていたり

コーヒーが入っていたり

色んな物が入っています。

心優しいお気持ちがとても伝わります。

いつもありがとうございます。



11/11 足立区 チョウ様 寄付金

覚えていますか~

2012年に無職になった時のお話。

こんな時期もあったなぁと

メールを読み返したりしています。

世界中で一番ハンサムなチャッピー君

の写真に卒倒しないで~と(笑)



今はもういないチャッピー君ですが

チャッピー君のお蔭で猫の可愛らしさに触れ

次々と4匹も保護して頂きました。

チャッピー君譲渡の誇りです。

2008年の譲渡なのに11年もの間

チャッピー君が亡くなっているのに

ご寄付を頂いています。

人生、色んな事がある中で

猫さんに力を貰って前に進む。

71歳の私も同じです。

まだまだ、私は保護活動やりますよ~

よろしくお願い致します。

いつもありがとうございます。





猫の肛門のう炎



猫には肛門のすぐ側に

肛門嚢(のう)と言う器官があります。

この肛門嚢の分泌口が塞がって

化膿し、痛みと炎症が起こり

腫れる病気です。



シェルター始まって以来、

ミノル君で2匹目の症状でした。



発見した経緯は

いつも晩御飯の時は、シンクの横で

ご飯のお皿50皿を分けている間

ずっと自分のは今か今かと

待っている子です。



ところが3日間ほど来ない。

おかしいと感じながら探しました。

いた、いたと見つけたけど元気がない。



ぐったりはしていないものの

何だか膿のような臭いがしている。

これは大変!!

化膿しているのです。

どこだ、どこだと探しましたが

見つかりません。



慣れていないので触れないと思ったら

何と具合が悪かったのでしょう。

この時はさすが触れました、びっくりです。



どうもお尻から臭っている。

これは肛門のう炎と判断して先生に電話。

すぐ抗生物質の投与。

何と寄居町のノラ猫さんだったのに

どこも触り放題出来たのです。



当然、投薬も簡単に投与。

3日目にバクバク食べるようになりました。

臭いも無くなって

自分でお尻周りを綺麗にするようにもなりました。



放置していると膿が身体中に回って

腎盂炎になり死に至るのですが

猫は舐めて治してしまう事もあります。



原因は、

たぶん数日前に喧嘩の後があったのですが

ミノル君はおとなしい子なので

喧嘩などしないでしょうが解りません。

原因不明のままで改善されてしまいました。



3日間の間に膿んでしまったのでしょう。

病院まで往復4時間はとてもきついので

先生の指示判断で改善されて

ほっとしました。





マル君が亡くなって・・・・・



どの飼い猫さんも亡くなるとペットレス症候群。

私もたくさんの死と向き合ってても

なるのです。



あぁしてあげれば良かったとか

こうしてあげれば良かったとか

反省、後悔の念で苛まれます。



ゴマちゃんの時は、ほっとした気持ちが強かったのに

マル君の場合は違っていました。

何故なら

同時進行で強制給餌していたニャウコちゃん

今は、とっても改善されて元気に食べてくれています。



あのまま諦めていたら

ニャウコちゃんも数日で死んでいたでしょう。

ニャウコちゃんは鼻づまりが原因でした。

鼻づまりを取って上げる事で

改善されました。



マル君の時はどうだっただろう~

この違いは何だったんだろう~

強制給餌のa/d缶を食べてくれませんでした。



1年前と半年前の時は

上手に食べてくれたので改善されました。

今回はもう食べたくないとの拒否が強く

点滴もオシッコにならず、かなりの脱水状態



嘔吐が出たので慌てて病院に

点滴の中に嘔吐止めと栄養剤を入れて頂こうと

行くつもりでした。



そんな最中にゴンスケ君の面会があり

横浜市から来られるので帰って頂く事も出来ず

オロオロしていたところ

嘔吐が治まりほっとしました。



先生の判断と私の判断は間違ってなかったか

それともニャウコちゃんのような治療だと

回復した可能性があったのだろうかと

悩んだり、泣いたりの日々が続いて

やっと少し気持ちが落ち着きました。



もう何を考えても仕方ない事

ニャウコちゃんと同時だった事で

1匹は改善され、1匹は亡くなった事

同じ症状ではないのですが

マル君は腎不全を背負っていて

ニャウコちゃんは腎不全ではなかった。



大きな違いがあるのに

どうしても悔やんでしまう。

それだけ1年間も見続けてきたマル君だけに

思い入れが強かったのでしょう。



マル君には

兄妹のチョリちゃんがいます。

この子はトイレが出来ないので

北側のどこでもトイレ出来る場所にいますが

お天気の良い日中は

他の場所にも自由にして

日向ぼっこが出来る場所に行きます。



今朝は、身体にフケがたくさん出ていたので

軽くお湯で濡らしました。

暖房で乾燥しているのでしょう。

爪切りが難しいのですが

難しいうちは元気な証拠です。

マル君の最期は幾らでも切らせました。

何とか左手足だけ切る事に成功。



口内炎が出たりしていますが

朝晩、良く食べてくれているので

痛みはほとんどないのでしょう。

マル君の分まで長生きさせたいと頑張る。



そしてコピ君にも大量のウェットを購入。

食べてくれるうちが花。

お金には替えられない思い。

少しでも飼い猫さんと同じにしたい。

それが私のシェルター猫への思い・・・・・