ケンタ君、お星さまに

闘病生活をしていたケンタ君
ブリーダーが遺棄したと思われるその子は仔猫の時、交通事故に遭っていました
たまたま見付けたご主人が保護
元気に10年以上の命を全うしました
あの時、ご主人が見捨てていたなら・・・・・
ケンタ君の命はなかったでしょう
臆病で滅多に姿を見せてくれることがなかったケンタ君
1年８ヶ月前にジャスミン姉さんもお星さまに
その為にケンタ君にお友達をと２匹目を何度か挑戦
でも臆病なケンタ君はどの子も受け入れませんでした
ジャスミン姉さんを失った失意のどん底だったのかもしれません
猫と会話が出来たらとつくづく思います
立て続けに不幸に見舞われたご夫婦
たくさんの不幸な猫たちを救うお手伝いをご夫婦で参加して頂いています
あの子もこの子もシェルターに居る子達を知っています
救って行く猫、そして天寿を全うしていく猫
シェルターにも何匹か生死を彷徨っている猫がいます
どこまでしてあげればよいのだろうか
触れる子なら投薬はできる
捕獲しても触れない子はどうしようもない
ただ衰弱するのを見ているだけしかできない

とてつもなく不幸な猫が多い
そんな中、ケンタ君は十分な医療と介護とご夫婦の溢れんばかりの愛情
幸せなケンタ君でした
最後の思い出にケンタ君の写真を掲載することをお許し下さい
『ケンタ君のご冥福を心よりお祈り申し上げます』

黒仔猫２匹、聞いてびっくり

保護された方は優しい方でしたが保護中のご飯を聞いてびっくり
持ち込まれた時、ひどい下痢でした
これは大変と抗生物質の注射とａ／ｄ缶
なんとドッグフードに人間用牛乳だったそう
それでは下痢しない方がおかしい
猫用がなくて犬を飼っているので犬用を上げたとか
まだ600ｇの仔猫です
まして人間用牛乳はまさしく下痢です

やっと２日目、下痢も治まり本当に良かった
検便の結果はまったく虫なし
やっかいなコクシジュームもいなくて本当に一安心
段ボールに入れられてからすぐ発見されたのが幸いでした
エイズ・白血病も陰性でした

何とも可愛いそっくりな２匹
どっちがどっちだかさっぱり見分けがつかない
１匹が600ｇ、もう１匹が670ｇ
抱き上げた時の重さで判断
具合の悪い子の面倒ばかりで気が滅入っていました
むじゃきにおもちゃに飛びついて走り回っています
私もひとときの安らぎを頂いています

この２匹を貰って頂ける方は２匹の性格の違いが面白い
おとなしい黒仔猫と活発な黒仔猫
どちらもオスでした
必ず幸せにするよ～と頬ずりばかりで嫌がられています！！

夢・・・・・そして夢

努力すれば必ず夢は実現すると信じている
ひとつ、ひとつの積み重ね
そして・・・・・光熱費の削減、食費の削減
必要最低限度の生活費で十分

秩父を購入してからひたすら夢に向かって
宅地裏から50ｍほど山を上がると1,000坪ほどの平地あり
栗林です
この20本くらいある栗の木、20年以上も放置されていたので朽ち果てている
この栗の木の伐採、薪にすると一生あるかもしれません
伐採後、この平地のあちこちにログハウスを建てるのが夢
もちろん、キャットハウスです
業者に依頼すれば高額
最低限度の依頼はしても出来る限り自分で・・・・・
猫の楽園！！不幸な猫をたくさん引き取れる

人間は雨水を溜め、食費を切り詰め・・・・・猫は良いフードとサプリ
この雨水、実は大変な作業なんです
水汲みと言う作業
今ではこんな作業はないのでしょうね
バケツに雨水を汲んでは運ぶ
昔はこんなことを当たり前にしていたのかと思うと凄い
猫好きでなければ理解できない私達親子の生活
私の残りの人生を掛けた生涯の仕事！！

無理をしないように少しずつ・・・・少しずつ頑張っています
パンを頂いたり、お米券を頂いたり
また、支援金でキャットフード代にしたりと
たくさんの方々の支援が心の支えとなって頑張れます！！

あなたの猫もそしてあなたの猫ももしもの時
きっとお役に立てる時があるでしょう～

あきちゃん、病院の治療に不信感

先日、ひどい鼻炎で飲まず食わずのあきちゃん
病院で治療、注射と点滴
点滴は私がしていたのでサービスして頂けました
もちろん注射はコンベニア（10日間効いている抗生物質）と思っていました

しかし、３日後にまた飲まず食わずに
たまたま気が付いた時病院が休み
体重も落ちて来ています
別の病院から頂いていたアクロマイシン投与と強制給餌
３日目にやっと自力で食べるようになり唸るような鼻炎も治まってきました

昨日、仔猫の検査に病院へ

私
「あきちゃんはコンベニアが効いてないのです」
先生、カルテを見ながら
「コンベニアではないですよ、１日しか効かない抗生物質の注射です」
私
「え～ぇぇぇ、それですぐダメになったのですね」
先生
「・・・・・・」
私
「アクロマイシンの投薬と強制給餌でやっと自力で食べるようになりました」
先生
「アクロマイシン？？」
別の新入りの女医
「テトラサイクリン系の抗生物質です」
先生
「テトラサイクリン系の抗生物質は歯が黄色くなるとの事でうちでは使ってないです。
その薬で良くなっているのなら続けて良いと思います」
私
「はぁぁぁ↘・・・・・・ではまた悪くなったら連れて来ます」

ひどい鼻炎で１日の抗生物質で投薬もなし
今までどこの病院でも１日抗生物質注射をしてもその後の薬がありました

あきちゃんのようなヘルペス風邪による鼻炎は生涯に渡って完治はしない
りえちゃんも同じです
免疫力が落ちると発症し命の危険すら出て来ます

今回のこの病院の対応に少々不満を感じているものの仕方ありません
どうしてこのような診察治療になるのか不思議ですが・・・・・・

猫を生かすも殺すも病院次第！！
飼い主さんは病院任せにしないでしっかりと管理したいとつくづく感じました


7/12　東大和市　ひまわりベーカリー様　支援物資
7/14　練馬区　クライシ様　サプリ提供
7/14　秩父市　イソダ様　支援金
7/15　秩父郡　ミナミ様　支援金
7/15　福生市　ハタナカ様　支援物資
ありがとうございました

そっくり黒仔猫２匹

秩父市のある場所に段ボールに入って遺棄された４匹の仔猫

ご主人「そんな猫は別の場所に棄ててこい」
奥さん「そんな可哀想だよ～」
ご主人「保健所が愛護センターに持ち込めば良い」
奥さん「殺されてしまうんだよ～」
このお宅、犬が２匹とハムスター15匹もいるそうです
奥さんは掛り付けの秩父の動物病院に何とかならないか電話
動物病院から私の所のご紹介でした

私
「申し訳ないのですが１匹5,000円を支援金として頂いているのです。１匹里子に出すのに5,000円以上掛ります。でもどんなに医療費・経費が掛っても今後の請求は一切ありません。里子に出ましたら貰ってもらった方の詳細を１週間後の写真を添えて送ります。」

奥さん
「２匹で10,000円ですね、救えって貰えるのならお願いします」

遺棄された４匹のうち２匹は見付からなかったそうです
この奥さん、１日、１日ご飯を上げるうちに情が移ってしまいました

早朝、秩父シェルターに持ち込み
一連の活動のご説明をさせて頂きました
奥さん「良かった～本当にここに連れて来て良かった～」
の連発でした

もちろんです
その他大勢の中の１匹などの扱いはしません
手厚く１匹、１匹を大切に里子教育
りっぱな里子猫として里親さんを探します
この黒仔猫
驚くほどそっくり
まるで鏡に映しているようなそっくりな行動までします
こんな２匹は滅多に出ない
室内に入るとすぐ寄って来るほど懐いています
寝ててもすぐ起きて寄って来ます
これは間違いなく飼い猫が産んだ子でしょう
快食・快便、トイレ完璧、驚くほど元気、良かった～
ぜひ母猫の不妊手術をしたい
名乗り出てはくれないでしょう、遺棄したのですから
遺棄したことを決して責める事はしません
5,250円です、不妊手術をしましょう
お手伝いします！！

重症のあきちゃん

東京より夜８時に帰宅
たくさんの猫缶やらキャットフードを車から下ろし終わった時
ふっと見たあきちゃん
様子がおかしい
鼻炎がひどく口で息
これは大変
りえちゃんもあきちゃんも同じ鼻炎
りえちゃんはロメワンが効いてくれている
あきちゃんも同じように使用していたのに効いていない

病院はもう終わっている
明日は病院が休みだ
大変～！！自力で何とかしなければ・・・・

テトラサイクリン系抗生物質
野良猫５匹用１カプセル10日分あり
１カプセルを５回分に分ける
粉末をオブラートで錠剤に加工

さて強制給餌
a/d缶をシリンジに
嫌がり抵抗するが少し食べさせる
やったぁ～吐かない
１時間後また少し食べさせる
今度は錠剤も

吐かない！！
あきちゃんは「銀のスプーン」が大好物
偶然、今日購入・・・・・助かった～
腫瘍の原因になると言われている「銀のスプーン」
あきちゃんにとって長い事食べていない
今は腫瘍どころか食べさせなければいけない
ケージに入れたあきちゃんに「銀のスプーン」を入れた
食べた～！！
追加・・・・・また食べた
ほっと安堵～

強制給餌は本当にすごい力を持っている
動かなくなった胃腸を動かせてくれる
もう何匹もこの強制給餌で救われている
どんな注射よりどんな薬より素晴らしい自然療法

深夜２時、ほっとしてヤヤの捜索に
外に出たとたん大雨
雨になると猫は出て来ない
あ～ぁ、あきちゃんの傍にいなさい
と言われたような・・・・・・そんな気がした

次々来る予定の仔猫、元気な仔猫であって欲しい！！

クリちゃん、そしてヤヤ捜索

ヤヤが餌を食べているお宅からの依頼で１匹無料での保護
クリちゃん
お外に出たいと鳴くようになり
お外自由にしたら帰って来ない
心配・・・・・心配・・・・
シェルターに来る前に３Ｋの道のりを元いた場所に帰ったクリちゃん
もしかして・・・・・・
元の場所までは10Ｋはあります
これで帰ったらもうこの子は連れて来ることは出来ない

２日目の夕方、何とシェルターに帰って来たのです
あ～あ、私にとってどんな境遇の子であっても可愛い我が子
ベタベタスリスリのクリちゃん
すっかり風邪引いて下痢
他の猫との接触をしないように室内に
ｗ／ｄフードとロメワンで治ってくれると良いのだが～

「今晩もヤヤ頑張るよ～」

深夜、以前見た場所は雑草が高く伸び放題
ヤヤはそんな雑草を避けて移動したのだろうか
姿を見なくなって私の心は悲痛
餌を上げているお宅の庭は真っ暗
ところがクリちゃんのお陰か最近では玄関の電気が点くように
その明りが猫扉の前を照らしてくれます

似たような白っぽい猫を見ると動揺
近くに寄ってしっかりと確認
違う！　薄茶色だった、そんな繰り返し

またたびで寄って来る猫、５匹
いつもの５匹
私の車の音で「またたび頂戴～！」
ヤヤも早く寄って来て欲しい！！

ひまわりベーカリーさん、ありがとう！

しばらくヤヤに対面出来ないで落ち込んでいます
少しでも対面出来ないと具合でも悪いのでは・・・・
朝から夜までヤヤの事を思わない時間がありません

ここだと思った場所に餌付けしても誰も食べていません
餌でもダメ、またたびでもダメ
またたびはヤヤが餌を食べている家の飼い猫４匹がいつも寄ってきます
ヤヤも一緒に寄って来てくれないか
そればかり願ってまたたび攻勢
何日も～何日もダメ
段々と途方に暮れて来る

雪とホッカロンの季節から蚊取り線香の夏になってしまいました

≪私には猫神様なんか居ないんだ～≫
≪死んで行く猫は仕方ないけどせめてヤヤは私の元に戻して～≫
いつもいつもそう叫んでは深夜に車を走らせる

もう一度、初心に戻ってみよう！！
発見したところからもう一度、同じ場所に張り込みをしよう
今日からまた出直し！！

そんな落ち込みを知っていたかのような思いがけない宅急便
朝食は１均89円の食パントースト１枚と納豆とコーヒ
早朝ヤヤ捜索帰宅後、いつものような朝食
溜息のそんな暗い気持の私にたくさんの調理パンが・・・・・・
東大和市のひまわりベーカリーさんからのお届けでした
いつも心に止めて頂いて本当に感謝しています

息子「また手作りパン屋のパンが食えるよ～」
落ち込めば先に進めない
悩むより実行
またやる気にさせてくれました！！
ご馳走様～頑張る！！！！！

猫の治療

動物病院によって治療の方法も獣医さんの考え方も違うようです

飼い主さんがどこまで治療するか
飼い主さんがどこまでお金を掛けられるか

獣医さんは私に聞きます
「どこまでお金を掛けて行きますか？」

私「う～ん？？困った」
それはどこまでも掛けて行きたいのは山々です
私が保護した猫ではない事
保護主さんがどこまで治療して上げたいか

過去に癌で亡くなったハナコと言う猫
私が保護したのではなく預かり猫
初期段階で切除してしまえばまだまだ元気な時期があったと思う
でも保護した人は私への迷惑を考えて何もしないで欲しい
との強い要望

私は出来る限りして上げたいのです
保護は別の人であっても現在は私の家族として生活しています

保護された人より今生活を共にしている私の方がず～と情が移っているのです
私の出せる金額の出来る限りをして上げたい
少しでも身体を楽にさせて上げたい
ただご飯を上げてトイレの世話をするだけなら簡単

１匹、１匹の治療
ロメワン、リーバスリー投与、ラキサトーン塗り・・・・・
出来る猫には出来る限りを
さぁ、今日も出来る猫に出来る限り
頑張ろう～！！

誕生月真っ只中

お届けした月から逆算して誕生月を決めて頂いています
毎年の今頃、たくさんの仔猫を譲渡します

１歳になりました
２歳に～
３歳に～

そんなお便りと写真
感動でウルウル
何故なら
譲渡する前のシェルター内で撮り溜めた仔猫の時期の写真
たくさん撮っています

あの子がこんなに立派な成猫になった～
感動と感謝とが入り混じり１匹、１匹の思い出に涙！！

そして・・・・・・冥利に尽きる一時
生涯の私の仕事、生涯現役です
仕事をしている方々から支援を頂きながら
不幸な猫を救う為だけに生涯を掛けています！！


虫被害の犯人判明

ブヨでした、山と川に挟まれたシェルター
ブヨの大群の生息地だそうです
刺されても人によって腫れ方やかゆみが違うとか
私はひどくなるようです

今度こそはと防護ネットを付けて虫よけスプレー
さらに吊り下げ蚊取り線香
それでも防護ネットと洋服の隙間に入って来る

これからはゴーグルをして眼出し帽
まるで強盗

これでもか・・・・これでもかと対策

去年は草刈り機を使用
今年は根っこから取ろうと
猫の通り道だけでも綺麗にしたいと思ったのに
被害がひどくて挫折しそう

猫たちの顔を見ると頑張ろう・・・・
頑張ろう・・・・・そう言い聞かせながら腫れ上がった眼頭を冷やす
眼の周りが無防備だった為に眼の周りを噛まれてしまう
今度はゴーグル～これでも噛むか～ブヨさん！！