NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

今年初めての仔猫5匹

2012年04月16日 09時24分41秒 | Weblog


秩父ミューズパーク内で
保護された親子6匹
長年捕獲が出来ないで
何度も出産していた通称パンダちゃん
今回で最後の出産となりました
すっかり離乳時期となり
5匹の仔猫たちは
元気一杯で動き回っています

ご自分の身体が癌に侵されて
大変な状況にもかかわらず
このパンダちゃんをどうしても保護したい
そんな一心で毎日捕獲器をセット
明日、入院しなければいけないかもしれない
そんな方が必死で
パンダちゃん親子を救ったのです

いつもミューズパークに
ご自分の身体の為に散歩されていました
しかし、あまりに捨て猫が多く
見ぬ振りが出来なくなってしまった
入退院を繰り返しているこの方
秩父ミューズパークの餌やりさんは
この方の存在をどれほど感謝している事でしょう
ご自分の命に代えても
秩父ミューズパーク内の野良猫を
減らしたい、救いたい、幸せにしたい
そんな思い
終決に向けて冊子にしたいほどの
ドキュメントがたくさんありました

私達、一部の人間にしか伝わっていませんが
秩父ミューズパーク内を散歩されている多くの人々
今回の捕獲作戦には
命を掛けていた方が居た事
この現実を知って欲しい
そしてもう2度と
猫の捨て場所とならないように
散歩されている人々が
拡散して頂けますように
心よりお願い致します


完全室内飼いだったリリースが

2012年04月14日 22時12分21秒 | Weblog
昨日、サクラちゃんを自由に
元飼い猫であっても一度は室内に入れます
その猫の性格・体質・運動能力など観察

たくさんのミューズ猫の保護
白血病の猫3匹は出来る限り
広い部屋で
運動させる為におもちゃで遊びます

その他のウィルス陰性の猫は
日々の観察から部屋を広げて
他の猫と喧嘩しないかを観察

サクラちゃんは7匹の猫とも
喧嘩することなく
自分のテリトリは守りながら
仲良くすることもなく
一緒に遊ぶこともありません
もうすでに私にベタベタ猫
そろそろかな~
部屋から出します
飛んでお外に出て行きました
水を得た魚の如く
嬉しそうに走って行きます
またいつ頃、私の前に
顔を出してくれるか解りません

シェルターはそんな経緯を経て
次々とお外自由になっていきます
お外トイレの掃除も大変
あちこちウンチだらけ
猫はそれぞれ決まった場所で排泄
外での排泄の様子もチェック



2年も掛ったリリース
今は自分で階下に降りて
お外の猫草を食べ
2階に上がって行きます
どの猫にも威嚇・攻撃をしていたリリース
10年以上も他の猫と接していなかったのです
少しずつ・少しずつ
慣らして行きました
腎不全の末期だと2年前に診断されたリリース
ろくに食べず絶えず嘔吐
痩せて来ました
どうしたものかと思案した結果
自由にしたところ
すごい結果になったのです
良く食べ、良く遊び、良く寝る
ご飯の催促をするまでになったのです
お外でのリリースは楽しそうに見えます
足の裏に付いた土を一生懸命舐めています

これが猫本来の生き方なのではないだろうか
リリースが今度、腎不全末期症状が出たら
本望だと思えるようになりました
自分の部屋で寝る事も無くなり
好きな場所で寝ているリリース

10年以上も一人の人に飼われて
ずっと1匹で部屋の中での生活
リリースはシェルターに来た事で
どれほどの幸せを得たと思うと
抱き締めずにはいられません

猫の口内炎・歯肉炎

2012年04月13日 14時44分53秒 | Weblog
口内炎・歯肉炎に関して
たくさんのご質問などを頂きました
アドレスが記載させている場合は
返信しているのですが
エラーになってしまう事が多々あり
返信する事が出来ません
直接、下記のアドレスに頂けると返信できます

qqy22bpy9@lake.ocn.ne.jp

HPのメール機能からでも大丈夫です


ラテの口内炎

野良猫さんの口内炎は
多少の痛みが治まると食べたり
また痛みがあっても
「生きる」と言う力が強い事が解ります

しかし
長年、食べ物に不自由しないで
可愛がられてきた飼い猫さんは
多少の痛みも「食べない」
と言う非常にやっかいな状態になります

今回のラテ君の場合もそんな1匹です
一度ステロイド注射をしました
その後、プレドニンだと芳しくなく
さらに強いステロイドを1週間使用
そして間を空けています
落ち着くと1日置きに投与します
口の中は歯肉炎で赤くなっています

同じステロイド剤は長期に使用しないで
間隔を空けたり
別のステロイドにしたりと
同じ薬を使用しないようにしています


タロウ君の口内炎

タロウ君は白血病の為
食べない日があると最悪です
肝臓・腎臓とも少しずつ悪くなっているからです
その為に隔日にプレドニンを投与

トー君の口内炎

トー君の場合は命が幾ばくも無い為
毎日のステロイド投与
効かなくなる事など関係なく
生きている限りステロイドを使用し
少しでも辛い思いをしないように専念

それぞれの寿命
それぞれの内臓検査結果などを元に
獣医さんの指示により
投与間隔やステロイド剤を使い分けます
その為にも腎臓・肝臓検査は必須です

愛しい飼い猫さんが食べられない
そんな事態に陥った時
どうしても日々使いたくなるステロイド
出来る事なら
種類を変えて別の方法を試しながら
食べて貰う事を獣医さんとご相談しながら
口内炎と戦って頂きたいです

さらに猫も寿命・性格・体質など
どの治療法が正しいとの結果は
今のところないようです
やってみなければわからない事
シェルター猫のたくさんの口内炎で経験してみて
どの子も同じではない事
夜になるとそれぞれの猫たちの
1日1回の薬を作ります
口内炎であっても
それぞれ薬の飲ませ方も違い
粉末にしたり、練ったり、混ぜ物を入れたりと
1匹、1匹に合わせた投薬をします
そうする事で少しでも
投薬と言うストレスを与えないように
出来る限り穏やかに
出来る限り痛みのない
そんな生活で天寿を全うさせて上げたい
そんな一心の思いで投薬しています

早期発見の重要性

2012年04月10日 08時32分22秒 | Weblog
二毛ちゃん、タマちゃんの病院搬送

二毛ちゃん、間に合いました
3本の剣歯を抜歯
その1本が膿んでいたのです
危なかったです
この膿が身体に回ったら助かりません
さらに血液検査結果
健康な状態でした

夜にはドライフードを食べ始めたのです
過去の病院では
その日に食べ始めた猫はいませんでした
不妊手術後の猫も
帰宅後、すぐ食べ始めます
遠方ですが
とても手術が完璧で
信頼できる獣医さんと出会った事
命を抱えての遠い道のり
それでも命が繋がるのなら
何でもありません

ミューズ猫のタマちゃん
白血病の為に少しでも食べないと
即、血液検査
多少の腎臓が悪くなっていたものの
その他はすべて健康
血を吐くほどの嘔吐があった為
とりあえずは手持ちの投薬
落ち着いてはいたものの
胃腸が弱い猫との事
さらに保護当時
ジアルジアの駆虫
大事を取って検査しました

お金も掛りますが
そのお金で安心と命が買えます
贅沢なご馳走よりも
贅沢な服装よりも
よほど大切なお金の使い道だと思っています

普段と少し違うと感じたら
即、血液検査を
安心と言う眼に見えないものですが
二毛ちゃんのように繋がる命もあります

長時間の留守の為
ミューズの元餌やりさんにいつも
午後の留守番をお願いしています
帰宅後、それぞれの猫たちに
ご飯も上げて頂き
猫たちも楽しそうにしている様子に
ミューズ元餌やりさんとの連携が
今となってとても有難い存在となっています

元餌やりさん
「ミューズに毎日、毎日餌を上げに行く事を思えば
どれほどの安心を貰っているかわかりません」
と言って頂ける事
秩父ミューズパークを手掛けて
本当に良かったと
感じる毎日です

二毛ちゃんの口内炎

2012年04月08日 09時08分38秒 | Weblog
東京から連れて来た二毛ちゃん
マンモス団地で捕獲したものの
TNRには出来ず引き取りました
あれから5年
まったく懐きません
と言うより元気だった事
主食がロイヤルカナンだった事などから
ほったらかしていた
と言っても過言ではないでしょう
今になってとても反省
少しでももっと近付いていれば
こんな時が必ず訪れるのに・・・・・

去年亡くなったアキちゃんと仲良しでした
アキちゃんが居なくなって
落胆しているようにも見えました
最近、よだれが出て
口の周りが汚れているのを発見

これは大変!!
どうやっと捕まえようか
毎日、模索・模索の日々
外の日向ぼっこ場所ではとても無理
夜はどこで寝ているかを探しては確認
ここでは難しい、ここでも難しい

神様に何度も感謝した昨夜でした
なんとドーム型の猫ハウスで寝ていたのを発見
ここなら何とか捕獲できる
猫ハウスごと捕まえれば良い
投薬・シャンプータオル・洗濯ネット(移し替え用)
そして爪切りを用意して
ケージの前にセット

周りに寝ている猫たちに話し掛けながら
自然にガバッと入口を塞いで抱き上げました

私に懐いていなくても威嚇・攻撃もなく
多少、恐怖の鳴き声をしたくらいでした
良かった~良かった~
これからは仲良くしながら出来る限りの治療を
アキちゃんの分も長生きさせなければ・・・・・





過去のブログの3日分
そして昨日のブログも修正しました
なぜ修正しなければいけないのですか
とのご質問をたくさん頂きました
公の機関、他からの削除依頼なので
ご理解頂きますようお願い致します

ミューズ猫、三毛のブサ子ちゃん

2012年04月07日 23時41分50秒 | Weblog
4/5 秩父市 ヤマモト様 養護料
4/5 東大和市 マツモト様 養護料
4/6 入間市 ヤマモト様 寄付金
ありがとうございました



12月頃、ミューズパークに捨てられていました
やっとの思いで捕獲が出来たのに
もうすでに臨月でした
もう何日でもなく産まれていました
産ませる事が出来なかった
自分の無力さに情けなくなった三毛猫
それだけに愛情が湧きます
3匹の仔猫を火葬にしました

とても性格も良く、おとなしく
飼い易い三毛猫1歳ぐらいです
エイズ・白血病陰性
人慣れしていてベタベタです
それなのにどうみても可愛くない
柄が悪いのだろうか
目付きが悪いのだろうか
妊娠していたからなのだろうか
など
抱き締めては考える

良い・・・・良い、誰からも声が掛らなくても
シェルター猫にしよう
また捨てられるような人に貰われるよりも
私の猫とした方がよほど幸せ
サクラの開花と共に散った3匹の仔猫たち
この子をサクラちゃんと名付けました

サクラ~不細工だって性格だよ~
とっても良い性格だから
きっとシェルターの猫たちに可愛がってもらえるかも~
仲良しが見付かると良いね~

ミューズパーク猫、パンダと言う猫

2012年04月05日 09時51分40秒 | Weblog


仔猫を連れての入所
半年、捕獲が出来ず
過去にも何度も試されたそうですが
捕獲の難しい猫だったとか

とっても綺麗なシャム柄
性格が慎重で人に全く慣れなかったそうです
でも
その性格が今日の命を繋げていた事
5年前にこの子を知る人からお話を伺いました

母猫が5年前に
秩父ミューズパークに捨てられたそうです
すぐ妊娠
5匹の仔猫が産まれ
その中の1匹がパンダ
ところがその時期に
たくさんの猫が次々と死んでいったそうです
パンダの母猫も
そしてパンダの兄妹も
また九死に一生を得た猫を
この人が保護し現在、生きているそうです
死んだ猫多数
病院に搬送した猫・犬多数

このパンダは生き残ったのです
母猫・兄妹の分も5年もの間
病気ひとつしないで
生きて来たパンダ

綺麗な柄だった為に
散歩する人々が飼いたいと何度も捕獲に挑戦
とても捕獲できる猫ではなかったとか

今回、粘り強くパンダの捕獲をされた方
その間にパンダは妊娠・出産
半年も掛っています
ほとんどの餌やりさんが諦めかけた時
その方は諦めず・・・諦めず
必死にこの子を救おう
その一心だったと思います
現在も残りの野良猫さんをTNRにと
捕獲して頂いています
感謝するばかりです

秩父ミューズパークの餌やりさん
だけではなく
たくさんの散歩されている方々
このパンダは有名でした

現在、散歩道に出て来る猫はいません
秩父ミューズパークに
猫はいないと言っても過言ではないでしょう
餌やりさんの今だから笑って話せる
大変な捕獲作戦でした

これからは私の出来る範囲での
秩父ミューズパーク猫の養護
そして
これからTNR予定の猫たちの不妊手術
10匹近くは居るのではないかとの事
保護そして病院搬送
餌やりさんとの協力の元
今まで行政が放置して来た為に
猫の捨て場所となっていた秩父ミューズパーク
猫問題のトラブルの絶えなかった場所
憩いの場所であるはずの公園が
醜い人間の争いにまで発展した場所
NPO法人猫の味方ネットワークが
少しでも力になれたのであれば
これからも頑張れます!!

大変な一年が過ぎました

2012年04月04日 14時45分17秒 | Weblog
4/1 秩父市 ヤマモト様 養護料
4/1 秩父市 ウチダ様 養護料
4/1 日高市 サイトウ様 養護料
4/3 武蔵村山市 シノザキ様 養護料

4/2 足立区 チョウ様 寄付金
たくさんのご寄付をありがとうございます
4/2 武蔵村山市 イワサキ様 寄付金
いつもたくさんの惣菜パンの提供もありがとうございます
4/4 ヤマモト様 寄付金
ブログへのコメント(未掲載)
またご寄付まで頂きありがとうございます


親子ふたりが出来る限りの質素倹約をしても
限界があります
現在、シェルター猫83匹
キャットフード、トイレ砂など
掛る費用も膨大になっています
さらにミューズ餌やりさんたち
少ない養護料でやっている私共親子に
卵・野菜・洗剤などの生活支援も
本当にこれも有難いと感謝です
色んな方の支援があり親子ふたりで
83匹!!
限界ですが
私共親子がやらなければ誰がしてくれるでしょう
殺す事は出来ても救う事ができないのが現実です
やるしかありません
今後のご支援を心より
よろしくお願い致します!!

埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄5276-1
0494-79-0633
NPO法人猫の味方ネットワーク
戸口知子

ご支援のお振込先
ゆうちょ銀行 普通10350-61069311
他銀行からのお振込 店名〇三八 6106931

ついに終決、秩父ミューズパーク捕獲猫

2012年04月02日 21時07分44秒 | Weblog
2日間続けて東京搬送
グデグデにバテバテ
半年も捕まらなかったパンダ
子供が5匹も産まれていました
餌やりさんの中のひとり
病気の身体で最後まで奮闘をされました
毎日、毎日根気よく捕獲器に慣らす事に専念
そして
昨日、写真のトラオ捕獲


本日、パンダ親子6匹の捕獲
去年のパンダの写真です


ついに成功しました
これで終決です

私のいないシェルターはてんてこ舞い
何たってもう空いている部屋がありません
それでなくても今朝は
ミューズで子猫の時に拾ったと言う猫の持ち込み
責任持って飼えないのなら
拾わないで欲しい
可愛い猫なので子猫の時期なら
きっと欲しい人もいたでしょう

とりあえず1部屋を確保
6匹親子を入れました
それは可愛い5匹の子猫たち
まだ写真は撮れません
エイズ・白血病でない事を祈るばかり

このパンダの捕獲で秩父ミューズパーク内
散歩している人に慣れている猫は
成猫31匹、仔猫7匹
リリースした猫は2匹のみ
三毛猫とトラオのみ
三毛猫は死亡?
トラオは人慣れしていない事
白血病陽性である事
人の前に顔を出さない為などでリリース

ミューズパーク内に猫を捨てると
白血病がうつります
ミューズパーク内なら生きられると思って
捨てるのであれば大間違いです
短い命で辛い最期が待っているのです
この事実を口コミで広めて頂きたい
ぜひ、お願い致します!!