NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

泣きました、サザエの死

2017年10月12日 11時10分27秒 | Weblog
2012年の秋
秩父市太田から処分したい猫
15匹を引き取りました

この年は
ミューズパーク猫40匹の引き取りもあり
大変な時期でしたが
自分なりに頑張った年でした

引き取り時点で不妊手術の折
ワクチン接種すれば良かったのですが
飼い主のそんなお金は掛けられない
不妊だけで十分との話に
無理にでも私がすれば良かったと
後悔しました

もちろん処分したいのですから
そこまで出来なかったのでしょう

そして2013年の2月にパルボウィルス
15匹前後の猫が死んで
毎日、病院に搬送しては死んで帰る
辛いなんて、もんじゃない

治療費50万円前後が掛りました
その中でもサザエには
特別に高額を掛けました

あれから5年
毎日、点鼻薬との戦い

一昨日は、好きなボーノスープ
見向きもしないで
他の猫の嘔吐物をつまんでいました



昨夜の夜、椅子の上から
落ちているのを発見
それが動けなくなった初めてでした

サザエとの戦いが
早朝3時に終わりました
私のベッドに連れて来ました

夜から深夜に掛けて
「サザエ、頑張ったね、ありがとう」

そんな言葉を何度も掛けて
答えるように返事もしていました

寝たら死んでしまうと必死に
眠たいのを我慢をしていましたが
眠ってしまい、私の顔の上に
被いかぶさって来ました

苦しかったのでしょう
それからまもなく大きく
ため息のような息をして
亡くなりました

とても綺麗な顔でした
ほっとした気持ちと安堵で
爆睡



午前中に火葬場に搬送


もう次はムサです



頑張ってみましたがもうダメ
懐いていないのに
何とか餌に投薬しました

かなり改善されてきたと思った途端
カリシウィルスです
もう食べられなくなり
投薬が出来ない

注射に連れて行こうと捕獲網を
持ったら威嚇
苦しい中をこんな思いをさせて
逃げ惑わせるなんて出来ない

諦めました
天寿を全うするので
そっとして見守ります

懐いていない猫の最期は
何も出来ないのが辛い

引き取りました。

2017年10月10日 20時39分15秒 | Weblog
10/9 行田市 キナセ様 提供品
たくさんのウェットフードを
送って頂きました
不幸な猫を見付けては
動物病院に預けて
里親探しをされています
猫を思うお仲間だと感じています
ありがとうございます


今日、死んでいるか、明日、死んでしまうか

サザエちゃん



5年前にパルボウィルス感染によって
肺に腫瘍が出来ました
命は取り留めたものの
30万円を掛けて手術
手術をすれば生きられるとの
言葉を信じてお願いしました

片肺であっても5年も生きてくれています
肺だけではなく
ウィルスが鼻腔にも付きました

その為に息苦しい思いを
5年もしています
点鼻薬で鼻腔を広げて
呼吸を軽くするものの
もう5年

何度も危ない時期を乗り越えました
呼吸が苦しいので
点滴さえ嘔吐します

当然、投薬も困難
何とか今まで生きてくれました

「もう30万円分は生きてくれました
サザエ、もう十分だよ」

もうこんな苦しい思いは終わりに
して上げたい

他の猫の嘔吐物を好んで食べます
その様子を見て
私が嘔吐しそうになるほどでした

未消化物が食べ安かったのでしょう
ドライフードをふやかしたり
何とか近いものを作ってみたものの
嘔吐物にはかないません

もう骨と皮
鼻汁に特有の臭いが漂う
綺麗に出来るところは綺麗に
私の片手で身体を持ち上げて
お湯で洗う

大きな眼がとっても特徴で
秩父市太田から来た時は
とても可愛いキジトラさん

パルボウィルスでたくさん死にました
ワクチン接種していない子で
生き残ったのはケイちゃん
サン君そしてサザエちゃん

毎日、どこで死んでいるか
どこにいるか、そればかり
気になって気持ちが荒む


そんな中、引き取りました



秩父市大野原のH小学校
8月に猫が居付いて
困っているご相談でした

飼い主さんがいるかもしれない
探して下さいとお願いしていました

その子に首輪をして
小学校の名前と電話番号を
印刷した紙を付けていました

1ヶ月しても名乗り出る人が居ない
餌をどこかで貰っている事は間違いない
餌やりも見付からない

学校のどこかで内緒で
餌を上げている人がいるのでしょう
朝と夕方に学校に来るそうです

小学生もへっちゃらで抱っこさせて
段々と授業が疎かになる子が
出てくる始末だとか

校舎内にも入って来て
抱っこして出すとの事

日々の引き取り依頼は
すべてお断りしています
しかし
教頭先生の強い希望で
何とか処分をする事はしたくない

仕方ありません
引き取る事にしました
大きな玉を付けたオス

子供でも大好きなほど
人馴れ度抜群
お外自由で飼われていたのでしょう

外に出たくて網戸を気楽に開けました
あ~ぁ、脱走だ~

脱走しても喧嘩の声がすれば解る
しばらく静かに待つ事1時間

何と帰って来ました
開いた網戸の窓から入って来たシルバー君
シルバーホワイト・タビー
メスだったら妊娠していたでしょう
まずはオスで一安心
また、増えました

急の寒さに大変

2017年10月07日 15時13分45秒 | Weblog
9/30 秩父市 オオシマ様 提供品
飼い猫のスーちゃんが
食べないとのロイヤルカナン
提供して頂きました
ありがとうございます

このスーちゃんはブランド猫
その為に2匹目を
受け入れませんでした
お礼のメールをお届けしたのですが
アドレスが違っていてエラー
色んな方々からの
アドレス変更のメールを
頂くのですが
残念ながら送信先のお名前が
無い為に変更する事が出来ません
きっとそんなメールの中の
ひとつだったのかなと

たくさんのメールを頂きます
送信先のお名前がない場合があり
お返事が出来ない時があります

携帯メール、E-mailには
申し訳ありませんが
送り元をお知らせ下さいませ
そんな事をいつかお知らせしたいと
思っていました
よろしくお願い致します

携帯メール
t.090-1192-0603@docomo.ne.jp

E-mail
qqy22bpy9@lake.ocn.ne.jp

今後ともよろしくお願い致します!!

10/2 南房総市 イワサキ様 提供品
大きな段ボールの中に
色んな愛情がいっぱい
いつも、いつもありがとうございます

10/4 武蔵村山市 ヤマモト様 寄付金
長い間のご支援
お会いした事もない方なのに
勝手に有難いサポーター様だと
思っています
いつもありがとうございます

戸口知子を救って頂いている
それが猫を救っている事に
少しでも猫を救って欲しいと
頂くご支援
毎日、毎日、子猫保護依頼に
ジアルジアと真菌をご説明
出来る限り保護して欲しいと
お願いするのですか
センターに持ち込むとのお話も

あ~ぁ、また救えなかった
う~ん、悔しい
もっと、もっと救って上げたい
そんな悔しさはどの救済ボラさんも
感じているブログを読みます

そして、私だけではない
悔しい思いはみんな同じ
たかが猫なんだと思うしかない

10/5 春日部市 ネコムツ様 寄付金
不幸な猫救済チャリティー 
直接、保護救済は出来ないけれど
ご支援は出来る
そんな素晴らしい活動です
いつも高価ななまり節の提供
さらにご支援も頂いて
いつもありがとうございます


急の寒さに大変



ソフトアンカ、50個のセット
毛布の取り換えと
大変な作業を
小鹿野町の方が
お手伝いをして頂きました
いつもありがとうございます

取り換えた場所に
次々と猫が寝て行きます
感動する作業ですが
お天気の悪い近頃では
とてもやっかいな洗濯物

猫は綺麗好き
しばらく取り換えないでいると
マーキングされます

臭いから取り換えてよ~
と言われているような
たくさんの寝床の取り換えです

猫は色んな場所で寝ます
全部の寝床に自分の臭いを
付けたいのでしょう

これが多頭飼いの宿命のような
マーキングとの戦い
そんな日々に具合の悪い猫

日野市から来たチビ君とムサ君
チビ君は血尿
度々出ます
その度に抗生物質を餌を混ぜて
何とか治まります



ムサ君は鼻づまりが始まってから
何とか投薬に失敗
それでも食べてくれるうちに
餌の中に薬を入れなければと
チャンスを伺いながらの投薬

眼にも症状が出て今回は酷い
威嚇されながら薬入りの餌皿を
ムサ君の傍に飛ばします
具合が悪くなると狭い場所に隠れる



食べてくれるかどうか
じっと待つ事しばし
朝ご飯か夕ご飯のチャンスを
逃すと投薬出来ない

それ以外に上げようとすると
嘔吐してしまう
他の猫に食べられないように
見張っているのも一苦労

みんなが食べ終わった時に
そっと見付けて薬入りを上げる

サザエちゃん、カトちゃん
そしてチビ君とムサ君
この4匹が毎日の薬入り

やっと生きているサザエ



夕ご飯のシェルター母屋猫たち