
穂村チカと上条ハルタは幼馴染。とある高校の廃部寸前のブラバンで再会。んで同じ人に恋を・・・ってまあどっちかがアブノーマルと言うわけで・・・まあそんなブラバンでも是非目指したい普門館。文化祭の実行やら戦力集めのために謎を解いたり、演劇やったり、怪しいマシンを買ったり・・・と学園青春物ミステリィ短編集。
米澤穂信の古典部シリーズとか雰囲気は近い感じだが、もっとシンプルでさらにマンガチック。あの辺と比べるとコクも一瞬の爆発力も無い。その分さらにライトな仕上がり。テンポと登場人物キャラもマンガチックに分かり易く小気味良く。まあマンガ好きだし、結局結構楽しく読めたし、またこの登場人物達に会いたい気もする。これはこれで「間食」としては良い感じ。この人の他の作品も読んで見ても良いかなと。まあそのうち目に付けば。