僕が朝起きて学校へ行く。世界から や が消えている。しかし周りの人たちは気づいていない。それを認知しているもう一人の男=別のクラスの安藤と会う。彼曰くここは小説の世界、メタ認知をしている「僕」と安藤はわかるが他の登場人物たちは気づけないと・・・そして、別のメタ認知をしている犯人が次々言葉を消していっていると。そして犯人が何らかの「スキル」を持っているように安藤もスキルを持っていた。そしてまだ気づいていない「僕」も何かのスキルを持っているはずだと言う。僕と安藤は犯人を追う事にしたが、追い詰めたと思った場所で事態はより深刻な方向へ・・・強力なスキルを持った犯人を追い詰めて「この世界」の平和は取り戻せるのか?? そんな感じですか?
メタもメタメタ。前作も斜めでしたが、これはまたなかなか尖ってます。「ベースが学園コメディだったので濃いキャラが無自覚に・・・」と言う設定もカオス度を底上げしてますね。ミステリィ?と言うよりはガッツリコメディな要素が強い一方、なんか最後の対決とかはきっちりがっつり。なかなか卑怯で良いです。ベタですがラストに持ってきたあの決まり文句にクスっと笑っちゃいました。
面白かったです。非常につけても良かったけどなんかつけづらいwww
デビュー作も良かったです↓↓↓↓↓↓↓↓
「クローズドサスペンスヘブン」 五条 紀夫
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