貝
↓の続編・・・シリーズ化?
「<銀の鰊亭>の御挨拶」
銀の鰊亭の騒動をきかっけに警察を辞めて私立探偵になった磯貝の所へ持ってこられた依頼は、元同僚から同級生の旦那=ラノベ作家が失踪したので調べてほしいと言うもの。一方銀の鰊亭で美人の若い叔母=文と暮らし大学へ通う光は猫をきっかけに「ひかり」と言う1学年下の知り合い、鉄塔の写真を撮りに行く・・・動物虐待のうわさや、グライダーからの写真、喫茶店でバイトする作家に教えを乞っていた女性等々・・・様々な偶然を通じて、文の感もさえたりして、雲をつかむような失踪の真実が見えた時に・・・そんなお話。
中盤までは盛りだくさんもお尻軽めは、もうこの人の作品の特徴ですね。非常に読みやすく、相変わらず登場人物たちがいい人ばかり。サラッとしてますが気持ちよく読めます。
面白かったです。
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